ツボの達人ブログ

現代病にも鍼灸治療で。岸和田まちの整体整骨院の考察

現代病治療と東洋医学

毎日、天候が不安定で帰宅すると洗濯物がベチャベチャです。
こんにちは!
岸和田まちの整体整骨院の宮河です。

体がだるいから病院で検査してもらってんけど、なんも問題ないらしいわ。
でも、しんどいねんけどなぁ。

という患者さんのお声を最近良く聞きます。

東洋医学は、2000年以上前に体系化されてますが、当時は存在しなかった現代病にも取り入られてます。

それを踏まえて、今回は、現代病治療と東洋医学というお話し。


☆数値や画像で体の状態を捉える検査や、化学物質で作られる西洋薬など、西洋医学の進歩によって多くの病気が早期に発見され、治療できるようになりました。

一方で、症状はあっても数値や画像には異常が現れない病気や、西洋薬では効果がなかったり副作用が出てしまったりする病気もあります。

近年、東洋医学が見直されている理由として、検査や治療に限界がある西洋医学を補い、病名が分からなくても治療できるという東洋医学の特徴に気づきだしたからだと言えます。

例えば、人間ドックや健康診断では、病気を早期に発見することは出来ても、病気になる前に病気を見つけることはできません。

このため、最近は病気になる前の状態である"未病"を発見するために、西洋医学的な人間ドックに東洋医学的な診察である"望診"、"接診"、"聞診"、"問診"などの四診を加えている施設もでてきています。

東洋医学では病名によって治療が決まるのではなく、体に現れたあらゆる徴候を捉えて治療します。
人の体に現れる徴候の多くは昔も今も変わりません。

このため、東洋医学の基本は3000年以上前に出来上がっているにも関わらず、現代病にも対応出来るのです。

例えば、生活習慣と関連が深い糖尿病は近年増加している現代病で、血糖値が基準よりも高くなると診断がくだされます。

昔は血糖値を調べることは出来なかったので、血糖が高くなるという考え自体がありませんでした。

しかし、
のどが渇いてたくさん飲む"多飲"、
小便が多い"多尿"、
たくさん食べる"多食"なのに痩せてくるという現象を「三多一少
といい、その病態は"消渇病"と呼称して治療してきました。

これは、血糖値が非常に高くなったときの糖尿病の症状と酷似しているので、消渇病の治療方法は糖尿病にも応用できるのです。
このように現代病といっても昔とは名称が違うだけで、病態を検証していくと同じ病気が多々あります。


岸和田まちの整体整骨院では、未病というコンセプトの元、現代病にも鍼灸治療で対応させて頂いてます。

興味がある方は、ぜひお越しください。



(2018年6月8日)

アレルギー疾患も鍼灸治療で。岸和田まちの整体整骨院の考察

アレルギー疾患と東洋医学

もう、スギ花粉もヒノキ花粉の時期が終わってるのに、いまだにアレルギー性鼻炎に悩まされている43歳です。

こんにちは!
岸和田まちの整体整骨院の宮河です。

今回は、自分もどうにかしたい!という思いからのアレルギー疾患と東洋医学というお話し。


☆アレルギー性鼻炎や気管支喘息、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患は、近年増加している現代病です。

西洋医学では、抗アレルギー剤や気管支拡張剤、ステロイド剤などによって治療しますが、症状が緩和するだけで体の根本の状態が改善するわけじゃなく、治療は長期間に及ぶのが現状です。

アレルギー反応とは体を取り巻く環境の変化に対応する働きや外から侵入するものを阻止する働きが、異常に反応してしまう現象です。

東洋医学では、外部から身を守る働きは""が担うとされているので、アレルギー疾患が起きている病位は肺であると定義します。

アレルギー性鼻炎は鼻、気管支喘息は呼吸、アトピー性皮膚炎は皮膚に症状が出ますが、肺は、鼻、呼吸、皮膚のいずれにも関係しています。

肺の機能として、外敵を外に追い返して体を守るというものがあります。

その防衛機能によって"気"が外に瞬発的に向かうとクシャミや咳に、"津液"が外に向かうと鼻水や涙などの分泌液に、"気、血、津液"が軽度に滞ると痒みに、"血や熱"が表層に過剰に集まると発赤や充血になります。

このような防衛機能の過剰反応が
アレルギー疾患の原因です。

これらを改善するにあたって、東洋医学では、
*天柱
*大椎
*曲池
*水分

といった経穴を刺激します。

大椎はアレルギー全般に効く経穴であり、天柱は鼻の諸症状、頭痛、肩凝りに効果があります。

アトピー性皮膚炎など皮膚に炎症がある場合は、曲池を刺激するといいでしょう。

曲池は熱を冷まし、皮膚や粘膜の痒みを抑える効果があります。

水分は体の内部から皮膚の状態を改善する経穴です。

今回、あえて経穴の場所は載せませんでした。

指で押すより鍼や灸による治療の方が効果が高いからです。

○僕のようにアレルギー性鼻炎でお困りの方、アレルギー疾患で薬ばっかりでしんどい!という貴方!

岸和田まちの整体整骨院では、ベテラン鍼灸師が貴方の悩みを改善します。興味のある方は、ぜひお越しください。



(2018年6月4日)

不妊症と東洋医学。岸和田まちの整体整骨院の考察

不妊症

最近、同年代の友人達(オーバー 40)と会食した時に、不妊症や子宮の病気について質問されました。

こんにちは!
岸和田まちの整体整骨院の宮河です。

女性の結婚年齢が高くなってることから、不妊に悩む人が増え、不妊治療を受ける人が多いなとの感想を受け、

今回は、女性の病気と東洋医学というお話を。


☆不妊に悩む多くの方が、人工受精や体外受精などの西洋医学的な不妊治療を試みますが、いかんせん金銭的、精神的な面での負担が大きいのに対し、治療を受けても必ずしも妊娠が成立するとは限らないのが現状です。

東洋医学の考えでは不妊症を、
「体の中で生命力を作り出す"腎"の働きが低下したために熱が不足して体が冷え、気や血の流れが悪くなったもの」
と定義してます。

このため、腎を温めることが治療の基本となってます。

でも、近年は、逆に熱が体内にこもって不妊になる女性が増えてます。

原因としては、栄養の過剰に摂取(多飲や過食)したり、夜更かしに起因するとされています。

そのため、体内に熱がこもり、血や津液(体内水分、腎で濾過されたもの)が消耗されて不足した状態に陥ります。

結果、月経周期が乱れて、悪化すると無月経になって妊娠しにくい体になるのです。

一般的に不妊治療に使用される黄体ホルモン剤には、熱をもたらすものが多いため、熱がこもって不妊になってる女性には、こうした不妊治療を受けても、悪循環になることが多々あります。

このように不妊症には、様々な病態が関与していて、東洋医学ではその病態を改善することが主体となります。

また最近は出産の高齢化に伴い、子宮筋腫や子宮内膜症、子宮頚がん、子宮体がんといった子宮の病気が増加傾向にあります。

腫瘍のように形に現れた異常の場合は、東洋医学的な治療だけで消失させたり、小さくしたりすることは難しいですが、子宮筋腫や子宮内膜症によって引き起こされる色々な症状を和らげる目的には、東洋医学的な治療が有効なことが多いです。

☆西洋医学では、妊娠中の薬の服用による副作用が問題視され、妊婦は薬の服用を極力避けるのが基本です(アザラシ肢病が以前に問題になりました)。

その点、漢方薬は安全な薬が多く、安胎薬といって妊娠中に起こる流産などの異常を予防する漢方薬さえあります。

ただし、妊娠4〜12週の時期は、漢方薬でも服用しないのが原則です。

東洋医学による治療は、漢方薬を使うものだけではないので、妊娠中でも養生法や"経穴"を刺激することなどによって代替えできます。


岸和田まちの整体整骨院では、女性特有の悩みに対し、経験豊富な女性鍼灸師が在籍しております。興味をお持ちになったら、ぜひお越しください。



(2018年6月2日)

美容医療について。岸和田まちの整体整骨院の考察

美容医療

最近、鏡の中の自分と記憶にある自分の顔にギャップが出てきた43歳、岸和田まちの整体整骨院の宮河です。

最近、鏡の中の自分と記憶に、ある自分の顔にギャップが出てきた43歳です。

周りの友人達も同じようなことを言ってたのを思い出し、

今回は、美容医療と東洋医学というお話し。


☆近年、東洋医学の分野にも美容の理論が取り入られるようになってきました。

その中で、中国では中医美容という美容の専門領域が確立され、治療の方法によって、
「中薬美容」、「鍼灸美容」、「推な美容」、「気功美容」、「薬膳美容」
の5種類に分類します。

定義として、中医美容では、
「美学と中医学を結びつけ、医学的に人体美を研究し中医の方法を運用して人の形(身体)、神(心)、美を直接保護、修復、改善、そして作り出すもの」
と位置づけてます。

中医美容は、近年確立した分野ですが、もともと東洋医学には、医療と美容の間にはっきりとした境界はありません。

東洋医学には、体内を"陰"、体表を"陽"と捉える考えがあり、体内の状態は体表に現れると考えます。
つまり、皮膚の状態は、体の内側の状態が現れたものと位置づけています。

このため、東洋医学の治療で体の内側の状態を改善することによって、二次的な効果としての美容効果が得られるとしています。

また、東洋医学では美は心身の健康を基礎として成立するものであると認識されています。

このような考えは"健美"と呼ばれ、現在の美容業界においては、世界的に関心を集めています。

そうした流れの中で日本でも普及し始めているのが、

「鍼灸美容」、日本では美容鍼灸と呼ばれるものです。

主に顔面に鍼を刺す治療によって、肌にハリを持たせたり、シワをとったりすることを目的としています。

もともと顔面部への鍼灸治療は、顔面神経麻痺や眼精疲労などの治療として行われてきました。

つまり、今までしてきた治療方法が美容にも効果がある!と理論付けられたんですね。

治療方法を簡単に説明すると、

顔面部に鍼を刺すことで水分の代謝がよくなり、"血"(血液成分や血液循環を指す)の巡りがスムーズになります。
そうすることで、肌にハリが蘇り、シワがとれると考えられています。
新陳代謝も向上するので、くすみにも効果大です。

岸和田まちの整体整骨院では、美容鍼灸も取り扱ってます。

興味のある方は、ぜひご連絡ください!

岸和田まちの

美容鍼灸



(2018年5月28日)

メンタル疾患と鍼灸治療。岸和田まちの整体整骨院の考察

メンタル疾患と鍼灸治療

この時期、五月も半ば過ぎ、新しい職場や学校での様々なことでストレスが出始める頃だといわれます。

こんにちは!
岸和田まちの整体整骨院の宮河です。

今回は、ストレス社会で増えるメンタル疾患と鍼灸というお話し。


☆東洋医学の考えにストレスによって、肉体的・精神的にさまざまな「歪み」が生じ、病が引き起こされるというのがあります。

過労などでストレスが進行すると、うつ病になることもあり、一般的にうつの人は肩こりや首こり、そして不眠を訴えることが多いそうです。

うつ病
気分障害の一種であり、抑うつ気分、意欲・興味・精神活動の低下、焦燥、食欲低下、不眠、持続する悲しみ・不安などを特徴とした精神障害。

これを東洋医学的に見ると、うつの人は気の滞りが非常に強い状態にあると定義しています。

本来、気の流れを促すの働きが弱まると、気の流れが滞って詰まり、肩や首がこってしまいます。
それによって、経脈が滞ると、心の働きも阻害し、イライラや不安、不眠などの症状がでるのです。
これは、肝血虚といい、肝にある血が不足している状態を指します。


東洋医学でいう肝とは、疏泄作用と蔵血作用が主な役割と考えられています。
疏泄作用とは、身体全体に気・血・津液を巡らせる働きと量を配分調整をする働きをいいます。
蔵血作用とは、血の体内流量を調節、配分する働きです。

肝の機能が低下しているので、身体の全身に栄養素が届きにくくなります。
そのことにより、皮膚や髪の乾燥、顔色が青白くなる、目が乾いてかすむ、飛蚊症(蚊が飛んでいるように目がチカチカする状態)、手足の痺れ、筋力の低下などを引き起こす状態になってしまします。

この状態が五臓の1つであるに及ぶと、不眠や眩暈、動悸といった症状が追加されます。


西洋医学では心臓はポンプ機能で全身に血液を巡らせる働きを持つ臓器として定義していますが、東洋医学ではそれに加えて、精神活動や思考活動など大脳や中枢神経の機能も併せ持つとしています。

に及ぶ場合は、耳鳴りや頭痛、腰痛、抜け毛、下肢のだるさ、目のかすみといった症状が、筋肉に及ぶ場合は筋肉の痙攣、手足のふるえ、皮膚のかゆみなどが症状として現れることがあります。


西洋医学でいう腎臓は、排尿や体内に存在する不要物のろ過が主な役割ですが、東洋医学では成長や発育、生殖に関する調整を行う生命力の原動力として捉えられており、また体内の津液の働きに影響力を持つとされています。

また、現代人は昼夜の別なく働き過ぎで過労気味です。
オフィスでずっとパソコンを打っていれば肩も首もこりますけど、ケアをする暇もなく働き続けると、疲労感や硬直感がだんだん麻痺します。

これは、体の一種の防衛反応のようなもので、交感神経を優位にさせて疲れている感覚を感じなくさせます。
そうなると、今度は副交感神経、つまり休息をとるための神経へのスイッチが入らなくなり、夜になっても交感神経が高ぶって眠れず、不眠に落ち入り、慢性疲労が蓄積するのです。

鍼灸治療では、自律神経に対する作用もあります
体の緊張を緩めて、痛みやこりを少しずつほぐし、さらに気の滞りを改善させていきます。

その結果、詰まっていた経脈の流れを改善し、体だけでなく、メンタル面でも緊張がほぐれて心身ともによい状態に持っていくのです。

岸和田まちの整体整骨院では、鍼灸治療は初めて!
からだもコリコリ!という方のために、

「揉みほぐし+鍼灸 30分 1500円コース」を実施しています。

もみほぐし +鍼灸
スペシャル コース

同じような症状でお悩みの方は、是非、

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興味のある方は、ぜひ、お越しください!

(参考文献:東洋医学 基本としくみ、ウィキペディア)



(2018年5月25日)

鍼灸治療とは。岸和田まちの整体整骨院の考察

鍼灸治療で使う経穴

ゴールデンウィークが終わって一週間が過ぎ、疲労などは溜まっていないでしょうか?

こんにちは!
岸和田まちの整体整骨院の宮河です。

そんな貴方に鍼灸治療の経穴、俗に言うツボですね、をご紹介!


まず、経穴について、ざっくり説明を。

経穴とは、気の出入り口であり、気や血が集まる場所です。そのため、経穴を刺激することで気や血の巡りを調整します。

つまり、病気の反応点であると同時に、治療点でもあるわけです。

鍼灸治療は、東洋医学だけのイメージですが、実は世界各地で行われているグローバルな治療法で2008年にはWHO(世界保健機構)が361の経穴に関する世界統一基準を定めたりと、有効性が認められています。

では、どの辺りを押したらえぇの?
ということで、自分でも押しやすい足裏、足の甲をご紹介します。

裏内庭

足裏の人差し指の付け根のすぐ下。人差し指を曲げた時、指先がふれるあたり。

○適応は、胃痛、食あたり

太白

足の甲の内側、親指の付け根にあるくぼみ。

○適応は、胃痛、腹痛、腹のはり、嘔吐、下痢、便秘、痔、食欲不振。

湧泉

足先を曲げた時、土踏まずにできるやまのような形のしわの頂き部分。
足裏のほぼ中心に位置する。

○適応は、頭痛、のぼせ、のど痛、便秘。

失眠

足裏でかかとのほぼ中央に位置する。

○適応は、不眠。

☆足の甲の人差し指と中指の間を足首側にずらして、圧痛のある場所。

○適応は、歯痛、鼻血、腹痛、腹のはり、下痢、食あたり。

太衝

足の甲側で、親指と人差し指の骨の間を足首方向へ触っていき、V字型の骨の谷間のあたり。
押すと圧痛がある場所。

○適応は、眼精疲労、かすみ目、頭痛、生理不順、脇痛。

これらは、左右にあります。経穴の位置は個人差があるので、触覚や視覚を使って試して下さい。

親指で押すのが、一般的です。
押す力は、痛気持ちイイぐらいて、十分ですよ!

力任せに押したり、長い時間同じ場所を押してると、かえって症状を悪化させる場合があるので注意してくださいね。

あまりにキツイ方は、経穴の周辺の筋肉を軽く揉んだりさすったり、たたいたりしてから押してあげると効果大です!

それでは、これらの経穴(ツボ)を試して、この時期の疲れを乗り切ってくださいね。

今すぐ、岸和田まちのへGO!

岸和田まちの整体整骨院youtubeチャンネルで実際の施術の様子を見る事が出来ます☆



(2018年5月14日)



 

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