高齢者の骨折について。岸和田まちの整体整骨院の考察

高齢者の骨折

残暑というには余りにも暑い日中をどう過ごしていますか?
クーラーのある場所から動きたくないと日々思う岸和田まちの整体整骨院の宮河です。

今回のお話しは「高齢者の骨折について」お話ししたいと思います。

つい最近、久しぶりに来院された患者さんからこんな質問をされました。

腰が痛くて整形外科に行ったらココが疲労骨折してるって言われてん。痛み止めだけしか処方してくれんかったから整骨院に来てんけど、コレって治るの?

痛みのある場所だと指し示された所は胸椎と腰椎の移行する部位らへんでした。
痛いと言いながらコルセットを嵌めてる様子もなく歩いて来院されてるので先ずは問診します。

レントゲン写真は撮ったんでしょ?何骨折とかお医者さん、言うてませんでした?

なんか骨が潰れてるて言うてたわ

圧迫骨折ていう言葉は使ってませんでしたか?

あっ、それそれ。で、治るの?

いくつか問診してわかったことは、患者さんは60代前半の女性、気づくと腰が痛くていつに骨折してたのか分からない。
そういったことから整形外科でも疲労骨折だと判断したようです。
まぁ、レントゲンでも圧迫骨折がみてとれたようなので場所的にも胸腰椎移行部圧迫骨折という事になります。
と同時に年齢的には高齢者の骨折の特徴を有してます。

高齢者の骨折で多いとされているのは

☆上腕骨外科頸骨折
☆橈骨遠位端部骨折
☆大腿骨頸部骨折
☆胸腰椎移行部圧迫骨折

といわれてます。

いずれも海綿骨の多い部位で、60歳を過ぎたあたりでこれらの場所は骨粗鬆症に変化することが多く、緻密質も骨の厚みの薄い部分が出てきて外力に弱くなります。

これに加えて神経や筋肉の変性も始まり、バランス感覚も低下してとっさの時に素早い動きができなくなって転倒の機会が増えて骨折がしやすくなるのです。

この患者さんの状況は高齢者骨折の中の胸腰椎移行部圧迫骨折といい、脊髄骨折の中では1番損傷を受けやすい部位です。

例えば、腰を曲げた状態で尻餅をついた際に椎体の圧潰により楔状変形をきたします。
今現在、この状態ですね、腰の骨は。
歩けてるという事は脊髄損傷は合併していないと判断できます。

治療法としては楔状変形のままでよいとされてます。

圧迫して潰れてる骨を戻すことはできないので。

という事で質問の返答は、

骨の変性はそのままですが痛みを取る事は可能です。その為の治療をこれから行っていきましょう!

となり、現在は痛みも落ち着いてきてます。

岸和田まちの整体整骨院では、きちんと治療計画をお話しさせて頂き、治療に臨んでいます。
整形外科で薬だけ処方されたといった方!
是非、岸和田まちの整体整骨院にお越しください。
全力で治療に当たらせてもらいます!

上腕骨外科頸骨折
骨頭から結節部にかけての太い部分から、骨幹部に移行する部分で発生する臨床状重要な骨折。症状としては骨折血腫が著明で、骨折端が噛合することが多い。その為、異常可動性と軋轢音がないことがあり骨折ではないと見落としやすく、外転型骨折では肩関節前方脱臼と類似する。
橈骨遠位端部骨折
骨折の頻度が高く、幼児から高齢者にいたる幅広い年齢層に発生。高齢者では粉砕骨折や多発骨折が多く、粉砕すると解剖学的な整復が難しく、長時間の固定によって関節機能は障害し、また固定期間が短いと変形する。高齢者の場合は解剖学的治癒より機能的治癒を目指し、出来るだけ早期に自動運動を開始する必要がある。
大腿骨頸部骨折
転倒時に大転子部を打った場合に発生することが多い。起立は不能となり棘果長は健側に比べて短縮する。内側型と外側型に骨折型が分類でき、内側型は関節包内骨折のため腫脹は著明でないが外側型は早期に大転子付近まで腫れる。
(参考文献:柔道整復学・理論編 改訂第5版)