内反膝について

立ってるときに足が開く

既存の患者さまから、こんなお話を頂きました。

「うちの息子、O脚で歩いてる姿がブサイクに見えるから治したいっていうてるねんけど、そんなんやってる?」

といったものでした。

O脚
僕らの専門用語では「内反膝」ともいいます。
膝関節を中心として、下肢が外方凸に変形したものを指し、通常は左右対称でさるのでO脚とも呼ばれたいるものです。
ちなみに生まれたばかりの新生児から3歳児くらいまでは生理的内反膝になっています。

返答は、「見てみないと分からないですね~。」
でした。

というのも、この内反膝の原因も様々な要素があるからです。

代表的なものとしては

1.先天的なもの
2.筋力不足からくるもの
3.長時間のガニ股や姿勢の悪さからくるもの

先天的ものとは、生まれつき膝関節や股関節が変形する病気や出生直後のくる病(現在はほとんどみられないよいうです)やブラント病などが原因です。
この場合は専門機関での治療が必要ですので、当院では無理です。

ブラント病とは生後1年を経過してから発症することが多い、足が著しく湾曲する骨に関する疾患です。
脛骨の発育や成長軟骨に異常がある場合において、片脚もしくは両脚に発症して生理的内反膝であるO脚状態が治らずにそのまま変形を起こします。

次に筋力不足からくるもの。
こちらは大腿の内側にある内転筋群が関係しています。

内転筋群とは股関節を閉じるときに使われる筋肉の総称で、「薄筋、短内転筋、長内転筋、大内転筋、恥骨筋」を指します。
内転筋群は意図的に使う筋肉でもないので、気づきにくいようです。
「内ももに脂肪が多い」
「最近、太ももが太くなって」
なんて方は内転筋が衰えている可能性が考えられます。

また、内転筋群は大腿の外側にある外転筋群と共に骨盤を支える役割があるのですが、筋力の低下があると骨盤の歪みが生じてO脚の原因となります。

最後に長時間のガニ股や姿勢の悪さからくるもの。
想像してみてください。
普段の歩き方がガニ股だと膝が外側を向いていて、自動的に膝が開きやすくなります。

姿勢の悪さも帰院の1つです。
長時間のスマホの使いすぎやデスクワークでは猫背姿勢などの姿勢の悪化を招き、その結果、体幹や膝関節周りの筋肉群も硬くなってO脚の原因となります。
「スマホ使うときは椅子に浅く座って背もたれに寄りかかってるから大丈夫!」
なんて思ってる方も同様にO脚の原因ですので注意しましょう!

件の相談された患者様の息子さん。
来院して頂いて、原因を問診と検査から原因③の「長時間のガニ股と姿勢の悪さからくるもの」で骨盤の歪みもO脚に影響されていました。

現在はO脚も矯正されて、歩いてる時の自分の姿にコンプレックスがなくなったとのことです。

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(参考文献:柔道整復師学・理論編 改訂第5版)


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(2021年8月15日)



 

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