椎間板ヘルニアについて。岸和田まちの整体整骨院の施術日記

腰椎椎間板ヘルニア

挨拶が「暑い!」になってる毎日です。
こんにちは!
岸和田まちの整体整骨院の宮河です。

今回のお話しは整骨院に来られる理由で一番多いだろう症状、腰部の疾患です。


悲痛な面持ちで扉を開けた方は初めての来院でした。
観察すると歩くのにも苦渋しているようで、椅子を勧めたものの座っているのも厳しい顔つきでした。

  • 来院理由を尋ねると、腰から大腿に痛みがあり、
    歩くと股関節に違和感がある。
  • 歩いていると急に脚に痛みが走り、しばらくするとマシになる。
  • 去年に腰椎椎間板ヘルニアだと診断されて、近所の整骨院に通っていたがマッサージをされただけであまり効果がなかった。

此方にはエキテンの口コミで調べて岸和田まちのに来院したとの事でした。

通常時なら初めての患者さんには「痛みの原因の一端は身体の歪みが原因!」というモットーの元、姿勢分析の写真を撮らせて頂くのですが、一見して急性期の痛みの為、それよりも早急にベッドに誘導し詳しく問診と検査が必要だと感じました。

問診と検査の結果を纏めると
  • 仕事て重いモノを持つことが多い
  • 右腰から右大腿に電気が走るような痛みがでる
  • 安静時にも症状がある
  • 腰を前屈すると痛みが増幅される
  • SLRテストは45度で疼痛を誘発
  • ブラガード サイン有り
  • FNSテストでも疼痛を誘発
    といったものでした。
SLRテスト
腰仙部神経根に対する代表的なnerve stretchテストで腰部椎間板ヘルニアに対する最も重要な疼痛誘発試験です。
ブラガード サイン
SLRテストが陽性または偽陽性でnerve stretchテスト陽性と判定してよいかどうか疑問のある時に有効なテストで、SLRテストとブラガードテストが陽性なら神経根緊張状態の存在を証明することができます。
FNSテスト
ヘルニアの箇所が上位腰椎か下位腰椎かを判断するのに有効で疼痛が誘発されれば上位腰椎椎間板ヘルニアを疑います。この場合ではL3/4に疼痛が誘発されました。

結果、「腰椎椎間板ヘルニアが再発したと推察します。」と患者さんに告知しました。
腰椎椎間板ヘルニアは通常、膀胱・直腸障害、進行する神経麻痺の場合は緊急手術の適応ですが、それ以外は保存療法を用います。

こんなに辛そうにしてるねんから早々に痛みを取らねばと意気込み治療を開始しました。。。次回に続く



(2018年7月16日)



 

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