腰痛の原因としてこういう人増えてます!①岸和田まちの整体整骨院の考察

腰痛の原因の1つ

今週の新患さんで腰痛を主訴として来院される方が多かったです。
徒手テストをしていくとほとんどの方が股関節を圧迫すると痛みを訴えていました。また、姿勢分析では反り腰が見てとれる方ばかりでした。

反り腰とは骨盤が通常の30度よりも前傾し、腰椎部が過伸展している状態をいいます。

この場合では反り腰により腰に負担がかかり、疼痛を誘発したと推測します。
また股関節の圧痛点がどの筋肉により惹き起こされて、それは安静痛か運動痛かも大事なポイントです。

徒手テストの結果、大腿筋膜張筋が主な損傷部位だと判断しました。

大腿筋膜張筋
上前腸骨棘から起こり、大転子の前方で大腿筋膜が肥厚した腸頚靭帯に移行し脛骨外側顆に停止します。股関節と膝関節をまたぐ2関節筋で、股関節には屈曲と外転の作用を、膝関節には伸展作用により膝関節の固定を補助する。
なんらかの原因により、大腿筋膜張筋に柔軟性の低下・筋緊張が起こり、標準的な骨盤の角度よりも起始部と停止部の距離が短くなってしまったようです。治療としては、全身へのアプローチと共に股関節周りの手技療法による筋肉の弛緩とストレッチを主にしていきました。経過観察中の患者さん達なので、今後は物理療法や鍼灸治療を交えて治療をしていきたいと思います。

大腿筋膜張筋の柔軟性の見分け方

自分ももしかしたら同じ症状かも?
という方には大腿筋膜張筋の柔軟性を判断する目安としてこういうのがあります。

方法

①側臥位になります。

②両股関節、膝関節を90度にします。

③そのまま上側の股関節を伸展します。

判断の目安

大腿筋膜張筋あたりに柔軟性低下・筋緊張がない場合では、大腿骨大転子より10cmくらい膝が下がった状態で股関節の伸展ができます。

大腿筋膜張筋あたりに柔軟性低下・筋緊張がある場合には、股関節外転を伴う股関節伸展位になってしまいます。

この時、膝は上に上がってしまいます。

コレで柔軟性が低下しているなと感じた方は

①骨盤前傾が大きい・反り腰姿勢を疑われます。

他にも反り腰になる要因はたくさんあります。

もっと姿勢について知りたい方はコチラのブログを参照してください。

②柔軟性に左右差がある場合ももちろんあります。

そういう方は骨盤の左右の傾きが大きかったり、骨盤の位置のねじれが大きかったりします。

そういった方には骨盤矯正を無痛で治療できる岸和田まちの整体整骨院での治療をオススメします。岸和田まちの 骨盤矯正

治療法が気になる方は前回のブログを参照してください。

岸和田まちの整体整骨院は腰痛のスペシャリストとして日々邁進しております!

(参照文献 姿勢と動きの「なぜ」がわかる本、解剖学 改訂第2版)



(2019年3月14日)



 

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