メンタル疾患と鍼灸治療。岸和田まちの整体整骨院の考察
メンタル疾患と鍼灸治療
この時期、五月も半ば過ぎ、新しい職場や学校での様々なことでストレスが出始める頃だといわれます。
こんにちは!
岸和田まちの整体整骨院の宮河です。
今回は、ストレス社会で増えるメンタル疾患と鍼灸というお話し。
☆東洋医学の考えにストレスによって、肉体的・精神的にさまざまな「歪み」が生じ、病が引き起こされるというのがあります。
過労などでストレスが進行すると、うつ病になることもあり、一般的にうつの人は肩こりや首こり、そして不眠を訴えることが多いそうです。
気分障害の一種であり、抑うつ気分、意欲・興味・精神活動の低下、焦燥、食欲低下、不眠、持続する悲しみ・不安などを特徴とした精神障害。
これを東洋医学的に見ると、うつの人は気の滞りが非常に強い状態にあると定義しています。
本来、気の流れを促す肝の働きが弱まると、気の流れが滞って詰まり、肩や首がこってしまいます。
それによって、経脈が滞ると、心の働きも阻害し、イライラや不安、不眠などの症状がでるのです。
これは、肝血虚といい、肝にある血が不足している状態を指します。
東洋医学でいう肝とは、疏泄作用と蔵血作用が主な役割と考えられています。
疏泄作用とは、身体全体に気・血・津液を巡らせる働きと量を配分調整をする働きをいいます。
蔵血作用とは、血の体内流量を調節、配分する働きです。
肝の機能が低下しているので、身体の全身に栄養素が届きにくくなります。
そのことにより、皮膚や髪の乾燥、顔色が青白くなる、目が乾いてかすむ、飛蚊症(蚊が飛んでいるように目がチカチカする状態)、手足の痺れ、筋力の低下などを引き起こす状態になってしまします。
この状態が五臓の1つである心に及ぶと、不眠や眩暈、動悸といった症状が追加されます。
西洋医学では心臓はポンプ機能で全身に血液を巡らせる働きを持つ臓器として定義していますが、東洋医学ではそれに加えて、精神活動や思考活動など大脳や中枢神経の機能も併せ持つとしています。
腎に及ぶ場合は、耳鳴りや頭痛、腰痛、抜け毛、下肢のだるさ、目のかすみといった症状が、筋肉に及ぶ場合は筋肉の痙攣、手足のふるえ、皮膚のかゆみなどが症状として現れることがあります。
西洋医学でいう腎臓は、排尿や体内に存在する不要物のろ過が主な役割ですが、東洋医学では成長や発育、生殖に関する調整を行う生命力の原動力として捉えられており、また体内の津液の働きに影響力を持つとされています。
また、現代人は昼夜の別なく働き過ぎで過労気味です。
オフィスでずっとパソコンを打っていれば肩も首もこりますけど、ケアをする暇もなく働き続けると、疲労感や硬直感がだんだん麻痺します。
これは、体の一種の防衛反応のようなもので、交感神経を優位にさせて疲れている感覚を感じなくさせます。
そうなると、今度は副交感神経、つまり休息をとるための神経へのスイッチが入らなくなり、夜になっても交感神経が高ぶって眠れず、不眠に落ち入り、慢性疲労が蓄積するのです。
○鍼灸治療では、自律神経に対する作用もあります。
体の緊張を緩めて、痛みやこりを少しずつほぐし、さらに気の滞りを改善させていきます。
その結果、詰まっていた経脈の流れを改善し、体だけでなく、メンタル面でも緊張がほぐれて心身ともによい状態に持っていくのです。
☆岸和田まちの整体整骨院では、鍼灸治療は初めて!
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同じような症状でお悩みの方は、是非、
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興味のある方は、ぜひ、お越しください!
(参考文献:東洋医学 基本としくみ、ウィキペディア)
(2018年5月25日)