アキレス腱滑液包炎

アキレス腱滑液包炎について

そもそもアキレス腱とは、ふくらはぎの筋肉から踵にかけて、走行している筋肉です。

そのアキレス腱の付着している部分が踵になります。

アキレス腱の滑液包というのは、このアキレス腱と踵の間にあって、ふくらはぎの筋肉に負担がかかり、アキレス腱が引っ張られることによって滑液包に摩擦が起こり炎症してしまうのが、アキレス腱滑液包炎と呼ばれる症状です。

今回はそのアキレス腱滑液包炎の患者さんに実際に行っている施術について紹介していきます。

  • 患者さん
  • 20歳女性
  • 職業 幼稚園教諭

症状→2年ほど前から右踵後方内側に痛み。走る時やジャンプの着地時に痛みが出る。

原因→骨盤のゆがみによる右重心がかなりきつく、足底から下腿部にかけての筋肉の張りがだいぶきつくなっており、アキレス腱が引っ張る事での付着部の炎症によるものと判断。また、症状は2年前から出ているが、この4月から幼稚園に勤務し、職場の靴が靴底・踵部が硬く働きだしてから症状が悪化し、それも原因だと考えられる。

治療→右足の足底から下腿部にかけての筋緊張を緩める。患部からアキレス腱にかけて超音波を当てる。骨盤周辺の筋肉を緩め、ゆがみの矯正を行い右重心の改善。頭も右に傾いているので頚椎のゆがみに対してもゆがみの治療。内側に痛みが出ることから、足関節の内反も疑い、左に比べて少し内反しているので足関節外反のテーピングにて初診を終える。

次の日にペインスケール5→4。

下腿部の張り・アキレス腱の張りを早く取っていく為に鍼灸治療の提案。下腿部・アキレス腱に鍼をしていく。

鍼灸治療をしていくことでペインスケール5→3になり、靴のインソール、踵のパッドを入れる事を提案。

ペインスケール5→2になるも痛みが取れなく、アキレス腱に直接鍼を刺し、微弱電流を流す施術を実施。さらに職場の靴自体を変える事を提案し、負担減らす。

痛みに関しては普段の歩行時の痛みは無くなるまで軽減するもまだ荷重をかけた時の痛みが残るので、右下腿部のフットマッサージを実施。現在治療継続中です。

同じような症状でお悩みの方は、是非、

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(2018年10月29日)



 

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