自律神経の乱れ
自律神経の乱れ
様々なストレスにより自律神経が乱れて、多様な症状を抱える患者さんが増えています。
今回、来院された方もそういったお悩みのある方でした。
主訴・本日の状態
起きた時の肩・頸の倦怠感、ダルさ。
不眠症。
腰痛。
性別:男性
年齢:27歳。
岸和田在住。
開発、研究職。
睡眠障害と十二指腸潰瘍。
腰痛は以前から。
初来院。
来院動機
グーグルで近くの整骨院、評判のいい所で検索し、まちの整体整骨院に来院。
施術者の見解 治療内容
右重心で猫背姿勢で出っ腹型。
自体重を支える筋力が不足しているように見える。
1日8時間のデスクワークで趣味もPCゲームと読書で座っている時間が一日を通して長い。
股関節の硬さと肩・頸周りに硬さを触知した。
左腰部を押圧すると圧痛が見られた。
全体的に血流がわるく、また話の内容から自律神経の乱れが感じられる。
脊柱起立筋、肩・頸周りと大胸筋の弛緩を中心に施術していく。
長時間同じ姿勢でいるために股関節の可動域が悪く、またハムストリングスが硬直しているために股関節のストレッチを念入りに施していく。
PC作業が多いと前腕屈筋群と外・内側上顆に炎症を起こしやすく、この患者も同様のしょうじょうだったので、前腕屈筋群の弛緩とセルフ指圧の指導をしていく。
カイロベッドでフリクション、横から腰部筋肉群に運動療法をしていく。
次回治療計画
血行不良と自律神経障害から来る症状と推察するので、次回の問診結果でお灸を勧める。
2回目の来院
前回の施術により、腰部の痛みは改善、寝起きの肩・頸のだるさをマシになったが睡眠障害はあるとのこと。
初回では全体の把握と血流の改善を務めることで寝起きのだるさと腰部の痛みを取ることの専念したと説明。
本日はそれに加えて、鍼灸治療でお灸を施していくと告げる。
治療内容2回目
手技療法は前回を踏襲しつつ、痛みに敏感なために押圧の圧を弱めで施術していく。
脊柱起立筋は指圧を加える前に軽擦で交感神経の優位を落ち着けていく。
睡眠障害と自律神経を整えるためにお灸を施していく。
足太陽膀胱経
生殖や老化に関係し、頭痛、腰痛、背痛、膝関節障害、足の運動障害の治療に有効とされている経穴。今回は背部の膀胱経にお灸を据えていった。理由としては背部には五臓六腑の兪穴があり、全身を調整することができ、また脊柱沿いにお灸を据えることで脊柱神経を刺激して自律神経を調節する作用が期待できる。
安眠
不眠や頭痛、めまい、高血圧に効果がある経穴。
耳の後ろの頭蓋骨の突起の下と風池を結ぶ線上の中間点にある。
合谷
風邪の引き初めや歯の痛み、肩こりにストレスと万能のツボと言われる経穴。
親指と示指の付け根がⅤ字に交差する点の所にある。
失眠
不眠に効果のある経穴。
足裏で踵の中央に位置する。
また、自律神経を整える作用を期待してウオーターベッドを物理療法として加える。
これにて2回目の治療を終了した。
ただ今、経過観察中である。
次回来院時にどれだけの効果があったのかを確認したい。
同じような症状でお悩みの方は、是非、
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岸和田まちの整体整骨院youtubeチャンネルで実際の施術の様子を見る事が出来ます。
(参考文献:東洋医学 基本としくみ)
(2019年8月15日)