食前酒で胃を整える。岸和田まちの整体整骨院で働く筆者の休日
食事に行く前にバーで食前酒を飲む
休日はほぼ、趣味のお酒に囲まれている筆者ですが、食事に行くにあたって、その前に食前酒を飲みにバーに行くのもルーチンワークの1つです。
この日はバレンタインデーで、パートナーと共に予約を入れているお店の上に階にあるバーへ。
「何にいたしましょう?」
バーテンダーの戦闘開始の声が言い渡されます。
美味しいお酒が飲みたい筆者とバーテンダーの駆け引きが始まります。
「昼からずっとジム・ビーム飲んでたから、バーボンでなんかいいのある?」
他の酒類に変えると酔いが回るのが早い体質なので、食事前に同種で胃を整えたいのと、何か面白い銘柄があったら嬉しいなという思いの言葉です。
「でしたら、こちらはいかがですか?」
出てきたボトルは、「ジェントルマン・ジャック」。
知らないバーボンです。
「ジャックダニエルの上の銘柄です。」
飲んだことがないので、これをオンザロックで頂きます。
テイストは、低刺激で若干の甘み。
マイルドな口当たりで、フィニッシュはウッディな刺激も感じられます。
甘くてスムーズなバーボンなので、食前酒としては合格点です。
まさに、紳士的な口当たりではないでしょうか。
ジェントルマン・ジャックの特徴は、二度のチャコールメローイングによるスムースさが挙げられます。
チャコールメローイングとは、簡単に言うと炭濾過です。
蒸溜したての荒々しい原酒を炭濾過することで、刺激や雑味が減り、スムーズな口当たりを作ります。
炭に使う木も決まっていて、メープル木を使用しています。
そういう訳で、炭濾過を終えた原酒は、単に雑味が減るだけでなく、メープルの甘い香りも楽しませてくれます。
そもそも、ジャックダニエルは、バーボンの中でも特殊な部類に入ります。
バーボンと言えば、以前のブログでも触れましたが、ケンタッキー州のものをバーボンといいますが、ジャックダニエルはテネシー州で造られています。
アメリカの法律上ではバーボンに分類されるのですが、テネシー・ウィスキーという呼び名の方がしっくりくる別物のテイストです。
テネシー・ウィスキーの特徴は、先に述べたジェントルマン・ジャックと同様に「チャコールメローイング」が施されることです。
蒸溜したての原酒を、テネシー州産のメープル(サトウカエデ)を燃やして作った炭で濾過する工程で、細かく破砕された炭が入った3m以上の深さの濾過槽を、1滴1滴10日間かけて通されます。
それ以外の工程はバーボンと同じですが、これによってよりスムーズで滑らかな酒質が生まれます。
そんな酒造りの過程と作った人に感謝の念を送りつつ、くいっとグラスを空けて、晩餐を楽しむために場を後にしました。
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(参考文献:シングルモルト&ウィスキー完全ガイド)
(2020年3月1日)
寒い日こそ楽しみたいお酒。岸和田まちの整体整骨院で働く筆者の休日