東洋医学について。岸和田まちの整体整骨院の考察
東洋医学と西洋医学
岸和田まちの整体整骨院では、
1)姿勢分析からの脊柱骨盤矯正、
2)身体の専門家による筋肉、関節の調節、
3)東洋医学的アプローチによる鍼灸治療、を治療の三本柱としています。
こんにちは!
岸和田まちの整体整骨院の宮河です。
今回は、この東洋医学と西洋医学との健康に対する見方、価値観の違いについてのお話を。
西洋医学的健康論
☆西洋医学では、まず、正常値や基準値を重視します。
というのも
「体や心が一定の状態を保つことが健康、そこから外れたら病気」
という健康観が根底にあるからです。
たとえば、体温が平熱なら正常だが、熱が上がったら病気であると考え、正常に戻すために、熱を下げる薬を処方します。
また、同じように、脈拍や血圧、血糖値、心電図など、数値化や映像化したデータをとり、そのデータが正常値で一定してることが健康だと位置づけられてます。
こういう考え方は、"恒常性"と呼ばれ、「数値を元に戻す」という目的を明確にできるのでわかりやすいです。
反面、体調が悪いのに数値的には正常といったケースや、逆に元気なのに測定値が異常というケースについては説明がつかず、また、測定できない現象を把握するのに向いていないといったとこもあります。
東洋医学的健康論
☆これに対し、東洋医学では、
「体の中のすべてのものは絶えず変化していて、その状態こそが健康である」
という健康観が土台になってます。
そして、その変化がなんらかの理由で停滞したら、不調や病気が生じると考え、西洋医学の恒常性に対して"変動性と呼ばれます。
常日頃、私たちの心や体は、食事や住まい、天候、人間関係などにおいて、常に外界からさまざまな影響を受け、と同時に、加齢や体質の変化、疲労、ストレスといった体内からの影響も受けてます。
ただ、これらの影響を受けても、それを跳ね返すことができる心身状態(この場合は自然治癒力!)があれば、健康を保てますが、何らかの理由でその影響に順応できなくなると、全身のバランスが崩れ、体の中に変化が生じます。
これが"不調"であり、"病気"と定義して、東洋医学では、体内のバランスがどう崩れているのかに着目し、患者さんの自己治癒力に訴えて、そのバランスを取り戻せるように治療を行います。
たとえば、熱が出た場合、熱を下げる治療をするのではなく、熱で体力を消耗しないようにサポートしつつ、熱に対抗するちからを高めるように治療します。
こうすることで、次に熱が出にくい体の抗体をつくる助けにもなります。
○岸和田まちの整体整骨院では、体調が悪くて病院に行ったが
「痛み止め薬しか処方されなかった」
といった患者さんも多数、来院し、笑顔になって帰られています。
私、そうかも!と思われた方は、ぜひ、お越しください。
(2018年5月21日)