鍼灸ツボの達人ブログ

冷房から来る足のむくみ。岸和田まちの整体整骨院の考察

夏になると出やすい足にむくみ

梅雨も半ば、毎日寝苦しい夜が続きます。
暑くて寝にくいので、どうしてもつけっぱなしにしてしまうクーラーや扇風機。
前々回でのお話しで「冷房から来る腰痛」を書きましたが、同様の症状の方が多々来院しています。
そして、このタイプの腰痛をお持ちの方は、だいたい足のむくみでもお悩みの方が多いので、今回は「足のむくみ」について書きたいと思います。

以前も触れましたが、冷房の効いた自宅や会社で過ごすことが多いと、クーラーの冷たい風を長時間浴びる機会が増えて、身体が冷えることにより血行不良に陥りやすくなります。
これがむくみの主の原因です。

冷房病と言われる症状で、病気ではなく、冷房によって身体が冷えることが原因で起こると考えられるむくみや肩こり、腰痛、頭痛などの健康障害の俗称を指します。

暑いから快適に過ごしたいのに、身体が冷えることでなぜ健康障害がでるのか?
その答えは「自律神経の乱れ」が関係してきます。

人体の体温調整機能は自律神経によって行われています。
例えば、外温により身体が冷えれば、筋肉が収縮し、体温を体外へ逃がさないように働きます。
その逆に暑いと感じれば、血管を拡張して身体に不要な熱を放出してくれます。

緩やかな環境下では問題のないこの自律神経の体温調整機能も急激な変化にはついていけません。
めちゃくちゃ暑い外の気温からクーラーが効いた部屋への短時間での行き来や長時間の冷房にさらされるなどを身体に許容すると、自律神経が急激な温度変化についてこれなくなり、正常な働きが出来なくなります。

身体の冷えた状態が継続することで、血行不良が常態化していきます。
そのことが原因で足のむくみをはじめとした腰痛や肩こり、頭痛、酷くなると眩暈めまいや不眠症状といった深刻な体調不良をも引き起こす原因となります。

軽い症状を感じた段階ですぐに対応し、酷くならないようにすることが大事です。
日常生活で簡単にできる事としては、軽く羽織る上着を1枚持ち歩くとか簡単な運動やストレッチを取り入れることがいいでしょう。

鍼灸治療もしている整体整骨院的見解としては、お灸や足湯、フットマッサージで足のむくみに対してケアをしています。

足のむくみの効果的な経穴をいくつか紹介しましょう。
太衝たいしょう
足の甲側で親指と人差し指の骨の間を足首方面へと触っていき、V字型の骨の谷間のあたりにあります。
指でなぞっていくと、骨に当たって止まる場所です。
期待できる効能は生理不順や冷え、むくみなど女性特有の様々な症状に加えて、眼精疲労、かすみ目、頭痛にも効果があるとされています。

陰陵泉いんりょうせん
すねの内側を膝方向へと触れていった時に、太い骨に当たって指が自然に止まるところにあります。
期待できる効能は、足のむくみに加えてお腹のはりや膝痛、小便の出が悪い時にも用いられる経穴です。

足三里あしさんり
向う脛の骨を下から触れていくと、骨の突起に当たる場所があり、そこから指1本分外側にずらしたところにあります。
期待できる効能は足のむくみ、乳腺炎、便秘、下痢、消化不良、お腹のはり、嘔吐、胃痛に効果があるとされています。

三陰交さんいんこう
内果(内くるぶしのこと)から指4本ほど上にある骨のすぐ横にあるくぼみにあります。
期待できる効能は足のむくみを筆頭に生理不順や生理痛といった女性特有の症状に加えて、蕁麻疹じんましんや消化不良、難産にも効果があるとさています。
ただ、注意点として妊娠中は強く刺激しないことをお勧めします。

湧泉ゆうせん
足先を曲げたときに土踏まずにできる山のような形のしわの頂点部分にあります。
足裏のほぼ真ん中に位置していて、体内の水分調節に働きかける経穴です。
期待できる効能は足のむくみや冷えに加えて、不眠やのぼせ、喉痛や便秘に効果があるとされています。
頭の血行を良くして頭痛を緩和し、身体の怠さや疲れを取るとされている割とポピュラーの経穴です。
自分で押すときは痛すぎない加減で、ゆっくりと垂直に押すのがコツです。

フットマッサージでは専用のクリームを使用して、リンパを流し、ゆっくりとスライドさせながら足の裏から膝裏までを揉みほぐしていきます。
下から上へと揉みほぐされることで足のむくみが軽減されて施術後のスッキリ感が大人気な整体です。

足湯は身体を温めることも効能の1つですが、肝機能の亢進を促進して代謝をアップし、血流を良くすることで足のむくみを改善することが期待できる物理療法の1つです。

薄物を羽織るや軽い運動、ストレッチなどでもなかなか夏の足のむくみが改善しないという方は是非、一度ご相談してください!

 

同じような症状でお悩みの方は是非、

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岸和田まちの整体整骨院youtubeチャンネルで実際の施術の様子を見る事が出来ます。
(参考文献:東洋医学 基本としくみ)



(2020年7月2日)

背中の硬いの吸い玉治療で楽になりませんか?岸和田まちの整体整骨院の考察

背中の疲れがなかなかとれないのは。

「仕事や学校が忙しくなると身体がバキバキになって背中が痛い!」
なんてことを患者さんからよく聞きます。
疲労から来るものや代謝障害、内臓から来る冷え性、同じ動作を繰り返すことによるオーバーユーズなどが背部痛の原因として挙げられます。
これらの原因から来る背部痛には手技療法による筋肉の弛緩が有効です。
ただ、手技療法で筋肉の弛緩をしても直ぐに元に戻ってしまう事があります。
その最も多い原因として自律神経の乱れが考えられます。
この場合は交感神経が過剰に働き、興奮状態に常に身体がさらされていると考えられます。

自律神経
自律神経には交感神経と副交感神経がある。

交感神経は胸腰系ともいい、胸髄と腰髄から出て心拍数上昇、血管の収縮、胃の運動時の低下と収縮、腎臓でレニン分泌、膀胱の弛緩と収縮、眼の散瞳、気管の弛緩、立毛筋の収縮、外分泌腺の唾液腺と消化腺・汗腺を支配し代謝として肝臓や脂肪・インスリン分泌にも関係している。全身に分布している。

副交感神経は頭仙系ともいい、脳幹と仙髄から出て心拍数の低下、冠状動脈・脳の動脈の拡張、胃の運動時の上昇と弛緩、膀胱の収縮と弛緩、眼の縮瞳、気管の収縮、唾液腺・涙腺・消化腺の分泌、肝臓でグリコーゲン合成、インスリン分泌の促進に働く。内臓のみに分布する。

多くの内臓は交感神経と副交感神経で二重に支配される。
交感神経は興奮時に、副交感神経は安静時に働く。拮抗支配という。

吸い玉で自律神経を整える

自律神経の乱れで交感神経が優位となり、興奮状態が続いて身体がリラックスをできない。
そのために背部が硬くなると思われます。
このような時は自律神経を正常に整えつつ筋肉の弛緩も並行して行える吸い玉療法が有効です。吸い玉を取り付ける位置としては、交感神経が胸髄と腰髄から出ているので背部に取り付けます。

岸和田まちの整体整骨院

吸い玉療法
膀胱経

背部には五臓六腑の兪穴があり、全身を調整することができます。
この場合は脊柱神経を刺激して自律神経を整える作用を期待しています。

まずは脊柱起立筋に沿った膀胱経と正中線上を走る督脈に対して日を置いて交互に吸引していきます。
具体的には膀胱経は左右に、督脈は腰陽関から大椎に至るまで連結して吸引していきます。
吸引時間は10~15分ぐらいとし、30~50mm/Hgぐらいで吸引して効果をみていきます。

ここで、自律神経を整える経穴で督脈と膀胱経はとても大事な経脈なので簡単に説明しときましょう。

督脈
奇経八脈の1つ。身体の背面中央から下から上へと走る奇経で、6本の陽経と交わっており、全身の陽経を統括調整して陽の気の量を調節している。
また、脳や脊髄、腎などの働きを連携させるのに役立っている。骨盤内にある胞中ほうちゅうから始まり、会陰に出る。腰・背中・うなじと順に上がって脳内に入る。頭頂・額・鼻・上口唇と下って、上口唇内部の齦交ぎんこうへ到達する。

主に岸和田まちのでは、こちらの経穴に留缶しています。
大椎:第7頸椎の少し下。頭痛・肩、頸のこり・鼻血・呼吸器疾患・神経症に効果あり
陶道とうどう:第1胸椎の下。頭痛・悪寒・発熱・気喘・胸痛・うつ病に効果あり
神道:第5胸椎と第6胸椎の間。心痛・不眠・健忘・てんかんに効果あり
筋縮:第9胸椎と第10胸椎の間。うつ病・てんかん・痙攣・胃痛・四肢の運動障害に効果あり
懸枢けんすう:第1腰椎と第2腰椎の間。腹痛に効果あり
腰陽関こしのようかん:第4腰椎と第5腰椎の間。腰痛・膀胱疾患・膝関節痛・坐骨神経痛・片麻痺に効果あり

膀胱経
正式名称は足太陽膀胱経
膀胱に繋がる太陽の足陽経で、目の経穴の晴明せいめいから額へと上がり、頭頂部で分かれる。
一方は後頭部を通り、頭蓋骨内から脳へ。再び外へ出て、脊柱を挟むように左右を下がって腰の腎兪に至り、腎臓から膀胱へと繋がる。
もう一方は頭頂部から肩甲骨内側を経て下がり、股関節を通って膝でもう一方のルートと合流する。
そして、足の小指先の経穴「至陰しいん」に至り、ぼうこうと表裏の関係にある腎につながある足少陰腎経と交わる。

主の使う経穴として
大抒たいじょ:第1・第2胸椎の間から指二本外側。風邪や眩暈に効果あり。
肺兪:第3.第4胸椎の間から指二本外側。鼻炎・花粉症・肩や背中のこり・疼痛に効果あり。
心愈:第5・第6胸椎の間から指二本外側。高血圧・肋間神経痛に効果あり。
肝愈:第9胸椎下から指二本外側。肝機能障害・かすみ目・視力減退に効果あり。
胃兪:第12胸椎下から指二本外側。胃疾患・全身衰弱に効果あり。ダイエットにも用いられる。
腎兪:第2弾腰椎下から指二本外側。生殖器疾患・泌尿器疾患・腰痛に効果あり。
大腸愈:第4腰椎下から指二本外側。大腸・小腸疾患・腰神経痛に効果あり。
小腸愈:第1仙椎の下から指二本外側。腹痛・糖尿に効果あり。

これらの経穴は自律神経を整えるだけでなく、背部痛の除去にも役に立つ経穴です。

多くの方がこの治療で背部痛が楽になり、とてもスッキリしたとの感想を頂きました。
同じような症状で悩まれている方!
是非、岸和田まちの整体整骨院までお越しください。岸和田まちの整体整骨院youtubeチャンネルで実際の施術の様子を見る事が出来ます☆(参考文献:生理学 改訂第3版、早わかり 解剖学 ハンドブック、抜缶療法の臨床応用、東洋医学 基本としくみ)


(2019年5月24日)

十連休明けで自律神経に乱れ?岸和田まちの整体整骨院の考察

休暇から日常に戻って自律神経に乱れが生じてますよ

十連休という大型連休が明けて一週間ほどが経ちました。
この一週間に来院される患者さんの多くが

なんかダルい。

といった主訴で来られる方が多かったです。
詳しく問診していくと、

⑴お休みの間は家でのんびりゴロゴロしていられたが、会社に行くと仕事が溜まっていて心が落ち着かない。
⑵十連休中、天気がコロコロと変わって気温も暑かったり寒かったりとややこしかった。

などといった事が聞き取れました。

自律神経障害

⑴の理由を考察すると、ゆったりした環境から忙しい現実に戻ると多かれ少なかれストレスにさらされます。
このことから自律神経の交感神経が優位になり、仕事中以外でも交感神経が働き、オンオフが出来なくなって身体の、特に頸から腰に掛けてがカチカチの方が増産されてました。
また、明日も仕事なのに寝れなくて困っているなんて方もいらっしゃいました。
これ、うつ病の一歩手前ですよ。大袈裟でなく。

うつ病
気分障害の一つ。有病率は高く、生涯有病率は10~20%といわれています。
症状として、
抑うつ気分に支配されて元気がなく、笑顔が消えてしまう。
思考や行動も抑えられて活気がなくなる。
不眠、食欲低下、体重減少、便秘、全身倦怠感などがでて体調が悪くなる。
ひどくなると
自分は生きてる価値がないと考えたり、過去の失敗はすべて自分のせいであるという思い込む(罪責妄想ざいせきもうそう)。
将来の見通しはすべて閉ざされていると思い込み、他人に迷惑をかけるぐらいなら死ぬべきだと結論づけて自殺を図ろうとすることもあります。
一般的に抑うつ気分は朝方に強く、夕方から夜にかけて軽減する傾向にあるそうです(日内変動)。

身体症状が判り易くでるので身体の調子が悪いのかなと整骨院に来てくれますが、背部を触知すると自律神経障害による硬さは外的要因または外傷的要因ではないので身体を弛緩する手技療法をしようとも改善されません。
仮面うつ病ともいいますがこの場合、鍼灸師が当院では解決させて頂きます。

当院では自律神経障害を整えるために経穴や経絡に鍼治療や灸治療を行うことで過剰に緊張した筋肉にアプローチして日常に戻ってもらってます。
今回紹介する経穴は頭にある経穴です。

 

天柱:首筋のうなじにある窪みから親指一本内側寄りのやや下にある。
効能はストレス、精神疲労、肩こり、眼精疲労、肝機能更新、自律神経失調症の緩和に効きます。
百会頭頂部の中央線と両耳の穴を結んだ線との交差点二ある窪み。
効能は自律神経の調節、薄毛、痔、疼痛の緩和、改善とあります。
安眠:耳の後ろの頭蓋骨の突起部の下と風池を結ぶ線上の中間点にある。
効果として不眠、頭痛、めまい、高血圧に効果が期待できます。

風池:後頭部の下部、胸鎖乳突筋と僧帽筋の間の窪みにあります。
効果は頭痛、めまい、頚痛、涙目、鼻血、難聴、感冒に効きます。

 

岸和田まちの整体整骨院youtubeチャンネルで実際の施術の様子を見る事が出来ます☆

気象病

天候や気温がコロコロと変わることで体調を崩した患者さんも結構いました。
これは気象病というれっきとした病状です。
気象の変化で病状が出現する、または悪化する疾患の総称で、
よく耳にするのは

天気が悪い日は昔に怪我をしたところが痛い!

といった天気痛。
他にもメニエール病、喘息、めまい病、うつ病、頭痛、腰痛、肩こり、神経痛、関節炎、リウマチ、蕁麻疹、吐き気などの症状が出る方もいます。
原因として考えられるのは、内耳の気圧を感じるセンサーからの信号により自律神経系のバランスが崩れて交感神経優位となってしまい、それがストレスとなって疾患を惹き起こすとされています。
他の要因としては気圧の低下により人体にかかる圧が減ることで身体を巡る血管が拡張しやすくなるためだとされています。

こういった症状にも鍼灸治療で自律神経を整えることで対応は可能です。
上記の経穴に鍼治療や灸治療をしていく事で改善が期待できます。

それ以外にも吸い玉療法により交感神経が走行する胸髄と腰髄に吸い玉を吸引して自律神経を整えていきます。
主に督脈とくみゃく膀胱経ぼうこうけいに日を改めて交互に10~15分間ほど吸引していきます。

督脈
経絡の1つで、奇経に属する身体の後正中線を流れる経絡です。主に岸和田まちのでは、
大椎:第7頸椎の少し下。頭痛・肩、頸のこり・鼻血・呼吸器疾患・神経症に効果あり
陶道とうどう:第1胸椎の下。頭痛・悪寒・発熱・気喘・胸痛・うつ病に効果あり
神道:第5胸椎と第6胸椎の間。心痛・不眠・健忘・てんかんに効果あり
筋縮:第9胸椎と第10胸椎の間。うつ病・てんかん・痙攣・胃痛・四肢の運動障害に効果あり
懸枢けんすう:第1腰椎と第2腰椎の間。腹痛に効果あり
腰陽関こしのようかん:第4腰椎と第5腰椎の間。腰痛・膀胱疾患・膝関節痛・坐骨神経痛・片麻痺に効果あり
に吸引していきます。

膀胱経

大抒たいじょ:第1・第2胸椎の間から指二本外側。風邪や眩暈に効果あり。
肺兪:第3.第4胸椎の間から指二本外側。鼻炎・花粉症・肩や背中のこり・疼痛に効果あり。
心愈:第5・第6胸椎の間から指二本外側。高血圧・肋間神経痛に効果あり。
肝愈:第9胸椎下から指二本外側。肝機能障害・かすみ目・視力減退に効果あり。
胃兪:第12胸椎下から指二本外側。胃疾患・全身衰弱に効果あり。ダイエットにも用いられる。
腎兪:第2弾腰椎下から指二本外側。生殖器疾患・泌尿器疾患・腰痛に効果あり。
大腸愈:第4腰椎下から指二本外側。大腸・小腸疾患・腰神経痛に効果あり。
小腸愈:第1仙椎の下から指二本外側。腹痛・糖尿に効果あり。

こちらにも日を改めて吸引することで自律神経を整える効果が期待されます。

これらの症状で悩まれている方は是非、お越しください!

今すぐ、岸和田まちのへGO!

(参考文献:衛生学・公衆衛生学 改訂第6版、カラー図解 東洋医学 基本としくみ、ウィキペディア)



(2019年5月16日)

美顔のツボでリンパマッサージ。岸和田まちの整体整骨院のリンパマッサージ師のブログ

美顔のツボで リンパマッサージ

  今回は、お肌のトラブルを解決する裏ワザ、美顔のツボをご紹介したいと思います。 ツボは、肩こりや腰痛ばかりではないですよ。 ツボは、美顔にも効果が期待出来ます。 中国でも古くから伝わる美顔のツボ、夜のスキンケアをしながらちょっと押さえてみてはいかがでしょうか。 では、ツボを刺激してシワやシミ、くすみなどが改善されて、肌がきれいになるという事を東洋医学でいわれていますが、いったいどんな関係があるのでしょうか? 中国ではツボを使った美容法やエステがたくさんありますが美容面での活用はで言えば、中国の古い医学書の中での記述に、太衝というツボに対して毎日鍼をすると色白になるということも書かれています。 またシワやシミ、くすみなどは肌そのものよりも内蔵の働きに原因がある場合が多いです。 中国医学では気、血、津液といって、体内を気、血液、体液が滞りなくめぐらなければ肌にもさまざまな症状が現れるとしています。 つまり、五臓六腑とつながっている経絡のツボを刺激することで、肌のトラブルの解決も期待出来るという事です。 五臓六腑で肌に関係するのは、肺、脾、肝、腎、です。 これらにつながるツボを刺激するといいです。 顔にあるツボが中心ですが、全身のツボを使うこともあります。 今回は、シワに関する悩みで顔のツボと効能をご紹介しますね。 シワのお悩みには、頭維、印堂、晴明、陽白、太陽、瞳子髎、四白、下関、迎香があります。

額のシワ

頭維は額の端の生え際にある。額のシワには、もちろんですが、顔色をよくしたり、髪の毛にツヤを出す効果も期待出来ます。 印堂は、眉間の中央、眉頭と眉頭の間にあるツボ。ハリのある肌をつくるのにも効果あり。

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目の周りのシワ

晴明は、目頭と鼻の間にあり、目の周りの皮膚の弾力を保ちます。 美容効果だけでなく眼精疲労にも効き目あり。陽白は、眉の中央から親指の幅1本分上。太陽は、目尻と眉尻を結んだ線の中央から親指の幅1本分後ろの凹んでいるところ。眼精疲労や頭痛にも効き目あり。 瞳子髎は、目尻の少し横のやや凹んだところ。目の周りのクマにも効果あり。 四白は、瞳の真ん中から親指の幅1本分下。顔のむくみやシミ、くすみにも。美容にはよく使われるツボですね。

口の周りのほうれい線など

下関は、頬骨のもっとも高いところの下にある。色素沈着やクマ、皮膚に潤いを与える効果もあります。 迎香は、小鼻の両脇のくぼんだところにあり、ニキビや肌のくすみを予防し、潤いのある肌に効果的。 シワの原因は生命力や生殖力を司る、腎の働きが低下してることも表します。腎の働きを高めるには、お腹にある関元、手にある合谷などもいいですね。 関元は、おへそから指4本分下にある。気を補う効果もあり。 合谷は、手の親指と人差し指の付け根の間から少し手首側にあり、顔のむくみ、ニキビ、美肌、美容にはいいことばかりあるツボですね。 他にも、風邪のひき始めや頭痛、歯痛などに万能なツボです。
当院のリンパマッサージ120分コースでは顔ツボ&ヘッドマッサージをさせてもらっています。 顔のコリをほぐして血液やリンパの流れを正常にすることによって、お肌がイキイキし、フェイスラインも引き締まり目に見える効果と軽く撫でるだけでは得れない満足感を味わってみて下さい。 パソコン仕事、ドライバーさんなど眼精疲労の方にはもちろん、看護師さん、介護士さんなど夜勤疲れなどでお肌のバランスを整えたい方におすすめです。

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(2019年5月10日)

ツボを刺激しながらリンパマッサージ。岸和田まちの整体整骨院。

経穴と呼ばれる ツボを刺激しながら リンパマッサージ

当院では、リンパマッサージという西洋的的施術に東洋医学である経穴(ここでは簡単にツボと書かしてもらいます)をもちいた施術も行なってます。 体にあるツボは、ただ刺激すればよいというものではなく、それぞれの症状に効くツボを、患者さまからお話しを伺って体質や環境などを知ったうえで、体の反応を確かめながらひとつずつ試してみるということが必要だと思っています。 ツボに刺激をするのに順番がある訳ではないですが、そのツボをなぜ刺激するのかという考え方が東洋医学ではあります。 それぞれのツボにはどんな効果があるかを理解しながらの施術をしていくわけです。 その場合、症状を和らげるためなのか、 もしくは体質そのものを改善したほうがよい場合もあります。

肩に効くツボ

胃腸の弱い人は肩こりや腰痛になりやすい傾向があります。 このような場合には、先ず胃腸を強くするツボを刺激して、その後に、肩こりや腰痛に対するアプローチをしていきます。 今回は肩こりについてクローズアップしていきましょう。 疲れで肩周りの血行が悪くなるなどして、筋肉そのものが硬くなる場合では、首や肩にあるツボなどを直接刺激していきます。 その際に効果のあるツボとして 頸部→風池、天柱、 肩部→肩井、膏こう というツボがあります。 簡単にツボの場所をご紹介していきましょう!

風池→耳の後ろに凸の骨。 後頭部の髪の生え際のくぼみ。 この2点を結ぶ中間あたり。 天柱は、後頭部に大きくふくらんだ骨の下にあるくぼみから、指幅2本分下で、首の中央から指2本分外側の左右二つ。

肩井→両肩の真ん中あたり。 首を前に曲げた時に後ろにでる骨と肩先の真ん中が目安。 頭痛やめまいにも効果的なツボです。

膏こう→肩甲骨は真ん中あたりで骨に接しているところにあるツボ。

これらのツボの中に特に優先順位はありません。 実際にこってるところから母指で刺激したり軽擦や揉捏を行なっていきます。 そうすることでこりはもちろんの事、リンパの流れがよくなり、不調が改善されていきます。 肩や首の周辺のツボで反応がない場合は、遠隔のツボを確かめていきます。 肩こりを改善させる遠隔ツボは、腕にある手三里と曲池があります。

手三里→肘を曲げた時に出来る内側のシワから、手首に向かって指3本分のところ。

曲池→肘を曲げて出来るシワの1番外側の端。

 

岸和田まちの

手三里と曲池

手三里と曲池は、大腸経といわれる経絡にあるツボです。 このふたつは、肩と密接に関わっていると考えられ、これらをつかむように揉む事で肩を揉みほぐしす事と同じ効果が期待できると言われています。 これなら、セルフケアとしてでも直接無理な体勢をして肩を揉まなくても、腕のツボなら無理なく刺激を加える事も出来ますよね。 当院のリンパマッサージでは、東洋医学にも意識をして施術しています。 身体の不調や改善、癒しやダイエットなどその方に応じてカウンセリングを行 っています。 全身の経絡やツボをしっかり施術出来る120分コースが人気です。 程よい力加減で眠ってしまう方がほとんど。 ぜひ、ご体験下さい。 岸和田まちのでお待ちしております!

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(2019年4月12日)

春の体調管理について。岸和田まちの整体整骨院のベテランリンパマッサージ師のブログ。

 

春の体調管理について

3月も半ばになり温かい日も増え気分もウキウキする一方で、花粉症や寒暖差による変化が激しく体調を崩してしまう人が少なくありません。 私たちの身体は寒い冬は、体温を下げない様にする為、血管を収縮させます。 そして、だんだん暖かくなってくると、今度は血管が拡張します。 この体温調節機能は自律神経機能が関係しています。 寒暖差が激しいと、血管の収縮が温度変化に対して身体が対応できず、不調を起こすといわれてます。

自律神経とは、自分の意思でコントロールできず、体の機能を調整する働きをする神経のことで、交感神経と副交感神経に分けられます。2つの神経の働きがバランス良く働くことで、体の器官が正しく機能して健康でいられます。

岸まち リンパ 交感神経は、活動している時や緊張しているときに優位になります。 副交感神経は、リラックスしている時や睡眠中などに優位になります。 交感神経優位が続くと、エネルギー消費が増え、疲れやだるさを感じやすくなり、ちょっとしたストレスなどでもバランスが乱れてしまいます。 そこで、自律神経を整えるにはどんな事に気をつけたら、春を心地よく過ごせるか、ご案内したいと思います。

食生活の改善

1日3食はもちろんですが、朝食は必ず摂ってもらいたいです。 体内の時計遺伝子にスイッチが入らないため、体が活動モードに入れません。 朝食を抜くことで、脳のエネルギー源となるブドウ糖が不足するため、集中力や記憶力の低下につながります。 ブドウ糖は脂溶性のビタミンAやビタミンDと違って、体内に貯蓄しておくことができません。 朝食を抜くことで脳にエネルギーが供給されないため、イライラや勉強、仕事がはかどらないといった事が起こる原因になります。 また、気象病対策にはビタミンB1がおすすめです。 痛みや自律神経のメカニズムとも深く関係している、脳の栄養素〈糖質〉を体内でエネルギーに換えてくれる働きをします。 ビタミンB1が多く含まれているのは豚肉、うなぎ、玄米などです。 普段でも不足しがちな栄養素。 外食やインスタント食品中心になってる方、いらっしゃいませんか? 栄養のバランスを整える事から意識しましょう!

お風呂に入る

食事も運動もなかなかのできない方にはゆったり入浴がおすすめです。 お湯は39~41度で、15分入浴するのがおすすめ。 ときどき常温の水をペットボトルなどに用意して飲むとよいでしょう。 副交感神経が優位になり、睡眠の質もアップします。

腸内環境を整える

お腹が固くなる原因は、やはりストレスが大きいです。 腸は、精神と密接な関係があります。 例えば、緊張すると、お腹がギューッとしませんか? 過度の緊張状態にあると、お腹を崩してしまうこともあると思います。 日本語にも、腹をくくるとか腹を割るといった表現がありますよね。 昔から、お腹には心があるとも考えられていたのかもしれませんね。 そのため、ストレスを感じている方は、お腹が固くなりやすいです。 なので、腸内環境を整えないと、食事で栄養を摂取しても健康になれません。 また、体内の免疫細胞の約70%は腸にあるといわれていて、腸が不調になると免疫力も低下して、風邪を引きやすくなったり病気に弱くなったりします。 身体は、季節の変わり目はデリケートに反応する事とケアが必要だという事がご理解頂けたと思います。 自律神経を整えたり、腸内環境の問題を解決するにもリンパマッサージの効果が期待できますよ。 自律神経のお話でもあったように、副交感神経を優位にするためにはリンパマッサージの心地よい触覚や温覚、圧覚が心身の緊張を緩めリラックス状態を導きます。 心地よいタッチングによって安心感や幸福感を感じる事によって、痛みや過敏になった神経を和らげることにつながると考えられてます。 腸内環境が気になる方には、食生活にプラスして腸セラピーがおすすめです。 腸セラピーは、腸が上下に縮んだり広がったりして消化物を移動させる動きを促します。 腸セラピーは、お腹をもむような手技もありますが、グイグイと力を入れるようなことはなく、傷みはほとんどありません。施術中は眠ってしまうぐらいの心地よさです。 リラックス、リフレッシュで、元気に春を楽しむためにも身体を整えましょう。 当院のリンパマッサージでは、ひとりひとりの身体のお悩みに応じてケアを心がけております。 ぜひ、お待ちしております。 アクセス方法はコチラをクリック!

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