反り腰も腰を痛める原因の1つ。

反り腰になる原因の筋肉の1つ

以前にもお話しましたが、骨盤は身体の土台の役目を担い、その骨盤につく筋肉は全部で30個ほどあります。
その内の1つまたは複数が「柔軟性が低下」したり「筋力の低下」は見られると腰痛を引き起こします。

今回は姿勢を保つのに日々頑張ってくれている「脊柱起立筋」についてクローズアップしていきます。

脊柱起立筋は骨盤(仙椎・腰椎・第11~12胸椎棘突起・腸骨稜)から頭蓋骨(腰椎・肋骨角・頸椎・胸椎・乳様突起・後頭骨)まで着く背部の長~い筋肉群です。
3つの筋肉の総称で外側の「腸肋筋」、中間にある「最長筋」、内側にある「棘筋」で構成されています。

脊柱起立筋は主に身体の軸として姿勢を維持している筋肉です。
脊柱起立筋の作用は、収縮することで筋肉の起始部と停止部の距離が短く、つまり近づきます。
体幹部の伸展ですね。
背中を反らす行為だと思ってください。

そして停止部の位置はそのままで脊柱起立筋が収縮すると、起始部が停止部に近づきます。
これも体幹部の伸展ですが「骨盤の前傾」とも言います。
反り腰姿勢になるわけですね。

他の作用として脊柱起立筋は背骨を挟んで2筋あるので、片側だけが収縮すると側屈や回旋運動も行います。

体幹部の動きが十分な方は「脊柱起立筋の柔軟性」と以前にブログで書いた「腹直筋の筋力」が必要です。
反り腰姿勢で腰に痛みが出ている方の特徴として、脊柱起立筋の起始部と停止部の距離が短くなっている「脊柱起立筋の柔軟性の低下や筋肉の緊張」を引き起こしている事と腹直筋の起始部と停止部の距離が長くなってしまっている「腹直筋の筋力低下」が挙げられます。

この場合、骨盤の前傾が大きすぎて腰の負担をかけています。

簡単に脊柱起立筋の柔軟性を確認する方法として、ヨガのポーズにある「猫のポーズ」をしてみましょう!
正常な方なら背中の輪郭が均等な曲線を描き、腰部と背部が丸まったシルエットが出来ます。
反り腰姿勢の方は腰部と背部が上手く丸まらず、直線的になっている箇所が出来ます。
ちなみに筆者も試してみたところ、直線部が出来てしまいました。
反り腰確定です。

自分で脊柱起立筋の柔軟性を出すストレッチをするなら、この「猫のポーズ」がお勧めです。

四つん這いになり、頭からお尻までを丸めます。
注意としては肩の下に手首、股関節の下に膝が来るように四つん這いになって行ってください。

これは脊柱起立筋の全体のストレッチとなるので、腰周辺のストレッチをしたい方はこちらもお勧めです。

〇仰向けになり、右脚を曲げて左手で持ちます
そのまま左側に脚を倒して身体を捻ります。
このとき、右の肩が床から離れないように注意しましょう。
反対側もどうように行っています。

それでも、反り腰から来る腰痛のお悩みの方は当院の誇る腰痛のスペシャリストが治療に当たるのでご相談下さいね。

同じような症状でお悩みの方は是非、

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(参考文献:姿勢と動きの「なぜ」がわかる本)


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(2021年3月11日)



 

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