ブログ&お役立ち情報

当院のスタッフも産んだ、久松マタニティークリニック

元気な女の子が無事に産まれました。

岸和田まちの整体整骨院で鍼灸師として勤務している佐々木さんがこの度、第2子を無事に産むことが出来ました!
元気な女の子で、現在は育児休暇中です。
一時期は切迫早産にもなったそうで、スタッフ一同心配してましたが、この間、赤ちゃんを抱っこして職場に遊びに来てくれたときは、
「新しい命が生まれて、育んで、慈愛にみちた顔をして佐々木さん、幸せそうやなぁ~。」
と感じました。

日々、出産後のお母さんに産後の骨盤矯正や産後に出る様々な症状を治療してますが、男で、独身の筆者には妊娠もお産も女性ほどには、詳しくないです。
そこで、色々と質問してみました。

「どこの産婦人科で産んだの?」

 

「岸和田の久松マタニティークリニックです。」

「そこにした理由とかある?」

 

「周りの友達とかネット、㏋、口コミとかを参考選びました。」

「どんなとこ?」

 

「病院がめちゃくちゃ綺麗で、院長先生も看護師さんもやさしくて、診察も丁寧でしたよ!」

「なんか、凄って感じたこととか、嬉しかったエピソードとかあったら、教えてよ。」

 

「私の場合は、切迫早産って言われた後の対応ですかね。」

「切迫早産ってなったときに、提携してる大きい病院にすぐに紹介状を書いてくれて、転院先の病院の先生も久松先生は判断が早くて、いい先生って言ってました!」

「へえ~、判断力が早い、いい先生にあったてんね!良かったやん!」

「いや、ほんまに内心、ビビってたから早い対応に助けられました。」

「ほかに、これ、うれしい!、みたいなことあった?」

「出産後のごはんですかね。
全部おいしいんですよ!」

「笑!たしかに入院中のごはんが、たとえ栄養バランスがしっかりしてるって言われても、マズかったらストレスになるよね。」

「ほかにも、看護師さんが毎日、声をかけてくれて、心配事や悩み事があったらすぐに教えてくれました!」

「初産じゃないけど、わからん事って、確かに多いよね。
医療系の仕事してるけど、そんな詳しく出産のあと、どうするかとか、教科書でも習ってないわ。」

「良いとこばっかり聞いてるから、不便やったとことかも聞いていい?」

「全部、良かったんですけど、予約できないんで、待ち時間だけはめちゃくちゃ長かったです。」

「なんでも、いいサービスや技術を提供するところは待ち時間はどうしてもかかるやろね。
それでも、やっぱり、良いとこで生みたかってんやろ?」

「おかげで、無事に母子とも元気ですね。」

佐々木さんが帰った後に
「岸和田 産婦人科」
でググってみると、1位にあがってきてました!
久松マタニティークリニック

佐々木先生がこれからもしばらくお世話になりますので、よろしくお願いします!
第3子が出来た時もよろしくお願いします!

産後の骨盤矯正や赤ちゃんの抱っこから来る諸症状でお悩みの方は是非、

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岸和田まちの

産後初の食事会。
もちろん、母はノンアルコール!


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(2019年12月6日)

胸郭出口症候群について。岸和田まちの整体整骨院の考察

肩こりと思っていたら

つい先日のこと。
いつも極度の肩の張りで頭痛に悩まされている患者さんに鎖骨の上に物理療法として低周波を施しているときに、患者さんから片方の指が痺れると言われました。
女性で仕事柄、普段から下を常に見る姿勢のために巻き肩で猫背姿勢の患者さんで、問診では判らなかったが胸郭出口症候群の症状があるのかもと思いました。
肩こりとして処理されて見逃しがちな症状の胸郭出口症候群を改めて自分自身でも見直すいい機会として胸郭出口症候群について綴っていきたいと思います。

胸郭出口症候群

胸郭出口症候群とは肩こりとして自覚されやすい症状で、腕や肩の運動や感覚を司る神経や血管が何らかの障害を受けて、手の痺れや疼痛、手指の動かしにくさを主情とした病状です。

主になで肩の女性に多いと言われてますが、筋肉を鍛えて上半身がムキムキの男性にも発症しやすいです。
発症する原因のいくつかとして日常生活での動作や姿勢が関連しているとされています。
現代ではスマートフォンの操作時の姿勢から胸郭出口症候群を発症することが多いようです。

すごい肩が痛くていつも億劫なのに、
周りは「ただの肩こりやろ?!」といった目で見てきて、あまり周囲の賛同を得ない病気の1つです。

原因

頚から腕に向かって神経や動脈・静脈が走行していて、それらは胸郭出口と呼ばれる場所を通過します。
ただ、胸郭出口にはいくつかの狭い空間があり、こうした所で神経や血管が圧迫されてしまいます。
その中でも腕神経叢と呼ばれる神経幹と鎖骨下動脈・鎖骨下静脈がもっとも身体に影響を与えます。
胸郭出口症候群を発症しやい狭窄部位として、3か所が挙げられます。

頸から腕に向かって順に、
〇前斜角筋と中斜角筋の間

〇鎖骨と第1肋骨の間

〇小胸筋と肩甲骨の間

こうした狭窄部位で腕神経叢や鎖骨下動脈・鎖骨下静脈が圧迫を受け、それぞれ斜角筋症候群、肋鎖症候群、小胸筋症候群と呼ばれており、これらを総称して胸郭出口症候群と呼んでいます。

この他にも頸肋が原因で胸郭出口症候群になることもあります。
頸肋とは先天的に第7頸椎の横突起が異常に発育して肋骨のように頸部の側面まで伸び、また第1肋骨に接する形状のものをいいいます。
これがある人が上肢を後方に伸ばすような背伸びをすると、頸肋の上や前方にある神経や血管が圧迫されて上肢や肩の痺れや疼痛、手指の冷感を訴えることがあり、頸肋症候群と呼ばれています。

症状

筋肉が神経や血管が圧迫するという事は、筋肉が硬くなるということなので、最初に本人が自覚する症状としては肩こりだと思います。
そこから圧迫の加減により神経症状が発露します。
頸や肩、腕にチクチクする感覚や刺すような痛みが症状としては多いです。
また、手指や体幹にもみられることがあります。
神経症状が持続すると、神経が分布する筋肉にも影響して筋力の低下も出てしまいます。
例えば、手の握力の低下や指先を使うことが上手に出来ないといったことが起こりえます。

鎖骨下動脈・鎖骨下静脈の圧迫で血流障害が出ると、皮膚が白くなったり、青紫色になったりします。
そこから感覚障害も誘発されることもあります。

テスト法

胸郭出口症候群と診断するにはいくつかテストをして判断します。
アドソンテスト
患者に座ってもらい、頸を後屈し、その状態から右または左へ回旋して深呼吸してから息を止めてもらいます。
その際に橈骨動脈の拍動が消失するかをみます。

これは頸椎は後屈して患側へ回旋することにより、前斜角筋が引き伸ばされて第1肋骨と前・中斜角筋で構成される
斜角筋三角が狭くなり、その中を通る鎖骨下動脈や腕神経叢が圧迫されやすくなり、この状態で深呼吸を加えると
胸郭が上昇して肋鎖間隙も狭くなるために神経、血管はさらに圧迫されやすくなるのを利用したテスト法です。

モーリーテスト
胸鎖乳突筋鎖骨頭の外縁から1横指半から2横指半、外方にある前斜角筋を鎖骨上縁部で圧迫して、局所の疼痛と
末梢への放散痛の有無を調べます。

健常者なら不快感がある程度ですが、胸郭出口症候群の斜角筋群が緊張状態にある人は圧痛や放散痛を訴えます。

エデンテスト
患者を坐位で胸を張り、肩を後方に引いた姿勢を取らせて、橈骨動脈の拍動の変化を調べます。
このとき症状の誘発または増悪が認められれば陽性とします。

鎖骨下動脈が鎖骨と第1肋骨あるいは頸肋との間隙で圧迫を受けて末梢の血行が障害されるかを見るテスト法です。
患側上肢を後下方に引き下げることで間隙を狭くして橈骨動脈の拍動が減弱または消失がみられたら、胸郭出口症候群
の肋鎖症候群あるいは頸肋症候群を疑います。

ルーステスト
患者に坐位で両肩関節を90°外転・外旋位、肘関節も90°屈曲位をとってもらい、3分間ほど手指の屈伸運動(手のひらをグーとパーにする運動)をしてもらいます。
それにより、上肢の疲労感疼痛が誘発されて、運動が継続できないものを陽性とし、肋鎖間隙での腕神経叢、鎖骨下動脈、鎖骨下静脈の圧迫を疑います。

胸郭出口症候群の症状は大部分は腕神経叢の圧迫や牽引けんいんによる神経症状です。
このテスト法は肋鎖間隙を狭くした肢位を保持させて、腕神経叢と鎖骨下動脈・鎖骨下静脈の圧迫に伴う症状を再現させる方法です。
患者の陽性率は70%以上との報告があり、健常者での陽性率は1%未満といわれていて、信頼性の高いテスト法です。

アレンテスト
患者に坐位で患側とする側の肩関節に90°外転・外旋位、肘関節も90°屈曲位をとってもらい、橈骨動脈の拍動を触れます。
続いて頸部を上肢を挙げている側と反対方向に回旋させて拍動の変化を調べます。
橈骨動脈の拍動が減弱、または消失したものを陽性とし、斜角筋群による鎖骨下動脈の圧迫を疑います。

アレンテストは神経症状に対する直接的なテストではなく、鎖骨下動脈を圧迫することで血流障害があるかを調べるテスト法です。
胸郭出口症候群の患者の陽性率は高いが、正常な人でも40%近い陽性率があるとされています。
つまり、陰性の場合は胸郭出口症候群でないと判断することができます。

いずれのテスト法も神経や血管が圧迫されやすい姿勢をとることから、圧迫に関係した症状の誘発を確認します。
また、鶏肋の有無を調べるには病院でのレントゲン検査を、ほかの頸椎疾患との鑑別のために頸椎のMRI撮影を促す時があります。

治療

胸郭出口症候群は姿勢の悪さが誘発します。
長時間のスマートフォンの操作で肩が巻き肩になったり、頭が身体より前のめりになって背中が丸まったりしてないですか?
当院では問診後に姿勢分析を行い、それを基に姿勢矯正をしていき、これ以上の圧迫からくる神経症状や血流障害が起きないようしていきます。
肩関節周辺の筋肉の弛緩やストレッチ、トレーニングなども有効です。

また、発症を予防することも大事です。
睡眠不足やストレスとの関連性も示唆されているので規則正しい生活スタイルを確立していきましょう。
重いものを持ち上げることも要因とされています。
例えば、たくさん荷物を詰め込んだリュックサックやカバンなどを日々持つ行為は、胸郭出口症候群を誘発することもありますので身体が傾くほどの荷物は一つのカバンで持たずに小分けにして持ち運びましょう。

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(参考文献:整形外科学 改訂第4版、解剖学 改訂第2版、柔道整復学・理論編 改訂第5版、ウィキペディア)


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(2019年10月25日)

頸椎椎間板ヘルニア。悪い姿勢でもなります。岸和田まちの整体整骨院の考察

頸椎椎間板ヘルニア

前回の寝違えのお話で鑑別が必要な症状として頸椎椎間板ヘルニアについて触れましたので、今回はそのお話を書いてみたいと思います。

概要

変形性関節症の一種で、脊椎の可動域の大きい下位頸椎(Ⅽ₅~Ⅽ₇)に好発します。
頸椎は7つの椎骨という骨で構成されていて、椎骨と椎骨の間には椎間板という軟骨が存在しています。
簡単に言えば、頸椎椎間板ヘルニアとは椎間板の一部が正しい位置から逸脱して、飛び出してしまう疾患です。
比較的にスポーツをする若い世代によくみられる症状だとされています。

症状としては頸部痛、肩こり、腕に痛みやしびれを訴えることが多いです。
重症例では手足の麻痺も引き起こすことがあります。

原因のあれこれ

主に悪い姿勢やコンタクトスポーツなどが原因として多いようです。
筆者も学生時代、柔道の授業で受け身を取りそびれて頸が痛くなり、数日たっても痛みが引くどころか首や肩、腕にかけて神経痛がひどくなり、痺れも強くなってきたので脳神経外科に行くと頸椎椎間板ヘルニアだった経験があります。
患者さんでも特にこれといったスポーツをした覚えはないが専門機関で診断された結果が頸椎椎間板ヘルニアという方が稀にいます。
そういった方の姿勢分析をすると往々にして猫背姿勢でストレートネックという方が多いです。
発症すると、前方からの骨棘・椎間板変性に加えて、後方から黄色靱帯が肥厚して脊柱管や神経根を圧迫します。
この圧迫により様々な症状、例えば、頚椎症性神経根症や頚髄症といった症状を引き起こします。

症状について

経験してるので分かるのですが、本当にその時々で症状の出方が違います。
原因としては、逸脱している椎間板がその時にどの程度周囲の神経を圧迫するかによるからです。
軽い場合では、頸の後ろや肩、うでの痛み・痺れなどが出現します。
まあ、痛いし痺れはありますが日常生活での不便はありません。

これが神経の圧迫が強くなってしまうと運動機能に障害が生じるようになります。
手に力が入らなくなったり、細かい作業が思うように出来なくなったりします。
時には、手足がまったく動かせなくなる重症例もあるそうです。

検査について

頸椎椎間板ヘルニアでは、レントゲン検査やMRI検査、CT検査などの画像検査が推奨されます。
整骨院では出来ませんので専門の医療機関での診断を仰ぎます。
MRI検査では飛び出たヘルニアの状況を詳しく観察できるので、どこをどう圧迫してるのかに特に役立ちます。

治療について

整骨院では保存療法が基本です。
まずは安静が一番大事です。
軽度だと特に装具が必要としませんが、心配なら専門機関で頸椎カラーを購入するのもいいと思います。
その上で、鎮痛効果のある超音波療法や鍼灸治療をしていくと症状は軽減していきます。
頸椎椎間板ヘルニアが進行して運動麻痺症状が強い場合は専門機関での手術が推奨されます。
手術後のリハビリテーションやまだ痛みがある場合は整骨院での後療法をお勧めします。

上記の症状に心当たりのある方、興味のある方は是非、お越しください!

(参考文献:整形外科学 改訂第4版、解剖学 改訂第2版)


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(2019年7月11日)

寝違え。月に数回は来る症状。岸和田まちの整体整骨院の考察

月に数回は見る症状です

よく来院される患者さんの症状で遭遇する症状に寝違えという症状があります。
日常生活で一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
症状は軽いものから重いものまでありますが、軽くっても地味に痛いですよね。
寝違えによってプロのスポーツ選手が欠場することもあるそうなので馬鹿にできない症状です。

寝違えとは

朝に起きたら痛い!といったことが多いですよね。
睡眠中に不自然な姿勢をとったり、無理な頸の動かし方をして頸の筋肉に過度の負担がかかってしまうことが原因だとされています。
この時期だとクーラーや扇風機の風、寒冷によってよって局所の経脈と血管の気血の流れが障害された時に起こりやすいです。
他にも慢性的な肩こりやリウマチ、横向きで寝るときに枕と肩の高さが合わない、前日の過度なスポーツや長時間のパソコン作業などによる筋肉の疲労とかの場合でも寝違えは起こります。
こういった要因で、寝ている間に頸部にある筋肉や関節などの周りにある組織を損傷して筋肉痛に似た症状が引き起こされるのです。
一種の結合織炎だと考えられます。

結合織炎
結合織炎とは筋肉自体の変化によるものでなく、神経系や循環系の病変に起因する二次的なものをいいます。
例としては、肩こりや腰痛、下腿の腓腹筋の疼痛などが挙げられます。

東洋医学的には落枕、西洋医学では急性疼痛性頸部拘縮とも呼ばれています。

寝違えの症状

寝起きに首を動かすと筋肉痛のような鈍い痛みが頸や肩にかけて生じます。
特に決まった方向に首を動かすと痛みが増強して頸を傾けた姿勢を取ってしまします。
軽度なら寝違えの痛みは数日以内に治まりますが、重度な寝違えの場合は、安静時でも首や肩が痛かったり、痺れがでたりすることがあります。
あまりに首が痛いので整形外科を受診してレントゲンやCT、MRIなどの画像検査を行っても異常が見られないことがほとんどです。
長期にわたって寝違えの症状があるなら頸椎椎間板ヘルニアや頚椎症の可能性もあるのでこういった場合は画像診断が必要だと思います。
また、リウマチでも寝違えの症状と同様の症状を呈する場合があるので、不安なら血液検査でリウマトイド因子を調べるのもいいでしょう。

寝違えの治療

基本的には寝違えは治療をしなくても自然と治ることがほとんどです。
でも、痛みが強い場合や首が動かせない時は治療をしたほうがいいでしょう。
血流が滞って起こる筋虚血によるものであれば、運動やストレッチ、マッサージなどで血流の改善に努めると治癒が促進します。
また、肩こりが原因の一つにあれば、関節可動域が狭小化している可能性があるので、超音波療法や鍼灸治療、吸玉療法を併用するのもいいと思います。

超音波療法
温熱療法の一つで、もっとも手軽で普及している物理療法です。
循環改善を行い、損傷した軟部組織領域への酸素、抗体、白血球などの供給を増加し、結合組織の柔軟性を増加させます。
また、増加した血流によって有害な代謝物の排除を促進し、疼痛感覚を和らげて筋肉のスパズムを軽減します。
循環が増加すると、痛みの抑制、筋スパズムの緩解、拘縮の緩解と関節可動域の拡大、代謝機能の促進、血腫の消退などの効果が期待できます。
鍼灸治療
鍼治療と灸治療を指した治療法。
鍼治療とは病変のある部位や臓腑と関わりの深い経穴に鍼を刺す治療法を言います。
鍼治療の対象として代表的なものに筋肉の張り、神経痛、関節炎、頭痛、自律神経のバランスを整えるといったことが挙げられます。
また、消化器系疾患やアトピー性皮膚炎、気管支喘息、不眠症、更年期障害の手足の冷えや痺れ、のぼせ、更にがんなどの化学療法の副作用緩和にも近年用いられています。
灸治療とはもぐさを捻って小さな粒状にしたものを経穴の上に置いて火を着ける治療法を言います。
もぐさが燃焼して生まれる熱が経穴から身体に伝わることで血行が改善して不調を解消していきます。
対象症状としては、関節痛や筋肉痛、神経痛、更年期障害、不妊症、自律神経のバランスを整えるといったことに用いられています。
吸玉療法
皮膚を陰圧で吸引することにより気血の巡りを良くし病気を治す治療法。
古代エジプトや紀元前の中国から用いられています。
現在では、中国、韓国などの東アジアやベトナム、カンボジアなどの東南アジア諸国に加え、ドイツ、フランス、イギリスなどのヨーロッパ諸国などでも愛用されています。
対象症状としては、慢性疾患、健康維持、疲労回復、筋肉関節疾患、内科疾患、皮膚科疾患、婦人科疾患に効能があるとされています。

吸玉療法による寝違えの治療は当院でもよく行うのですが、利点として関節可動域の拡大と共に吸玉の陰圧により血流の改善も同時の行えるのがいいですね。

梅雨も始まり、ジメジメして暑い夜はどうしても冷房や扇風機をつけっぱなしで寝てしまうことが多いです。

そうすると寝違えになる方も多いのではと思い、現在、このようなキャンペーンを実施中です。

岸和田まちの整体整骨院

雨の日キャンペーンで寝違えも治せますよ。

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(参考文献:抜缶療法の臨床応用、ウィキペディア、東洋医学 基本としくみ、柔道整復学・理論編  改訂第5版)


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(2019年7月5日)

スマホによるいろいろな症状。岸和田まちの整体整骨院の考察

スマホの使いすぎによる症状

以前にスマホ肘の患者さんについて書きました。
ここ数年のスマートフォンの急激な普及により、肩こりの原因や身体の痛い症状にも新しい現代病と言えるものが増えました。
当院に来院される患者さんでも痛くなった原因がわからないとお話しする中で、根気よく問診すると毎日数時間以上スマートフォンを操作していることが要因の方々が増えています。

今回はそんなスマートフォンの使いすぎによる弊害をまとめてみました。

スマホ肘

特に痛くなるスポーツや仕事をした覚えはないが、肘が痛い!前腕が痛い!という方はこの症状の可能性があります。
スマホでゲームを長時間する方、1日30分以上スマホを操作してる方は要注意です。
以前のスマホ肘のお話でも書きましたが、正式名称は上腕骨外側上顆炎といいます。
元々はテニスのバックハンドストロークで発生する症状として有名でテニス肘の名称で呼ばれていたものです。
手関節の伸筋、とくに短橈側手根伸筋で対抗しようとして、筋の起始部である上腕骨外側上顆で変性を起こしたり、または前腕浅層の伸筋群付着部で微小断裂や骨膜の炎症も起こります。
症状として、手関節の背屈時の肘から前腕にかけての疼痛や局所の圧痛、時には熱感もあります。
日常生活では回内位で物を持ち上げたり、タオルを絞る動作などの伸筋群が緊張する動作で疼痛を訴えます。

これがスマートフォンが原因の場合は、手のひらを上にして腕を伸ばす動作を長時間とる事により、外側の筋肉が突っ張って肘を痛めてしまいます。
スマホを持って親指を操作しながら長時間使うと、骨に付着する外側上顆(親指側の筋肉)を引っ張って炎症を引き起こします。

この症状、以前は手関節の伸筋の変性から来る上腕骨外側上顆炎が主流でしたが、前腕の屈筋群が付着する上腕骨内側上顆炎も増えてきています。
最近のスマホは画面が大きいので、片手で持つときに知らず知らずのうちに小指の筋肉に無駄な力が入ってしまい、普段あまり使わない小指側の筋肉を酷使します。

その結果、筋肉の緊張により起始である上腕骨の内側上顆を引っ張って炎症を引き起こしてしまうようです。
上腕骨内側上顆炎も元々はスポーツ障害の1つ、野球肘という名称で有名です。

他のもゴルフやテニスのフォアハンドなどでも発生する肘部の疼痛性運動障害です。
症状により内側型、外側型、後方型に分類されるがスマホ肘は内側型に当たります。

症状として、内側上顆部の疼痛、腫脹しゅちょう、圧痛、軽度の肘伸展障害、投球時に疼痛を訴え、内側上顆炎、内側上顆裂離骨折、前腕回内屈筋群・内側側副靭帯損傷やその引っ張りによる裂離骨折などが挙げられる。

成長期の場合は、骨端核の肥大、分節化、骨端線離開が挙げられる。
将来的に肘関節の不安定症や遅発性尺骨神経麻痺の発生もあり得るので治療時の指導には注意が必要です。

スマホ頚

当院で姿勢分析を実施するとよく見る症状にストレートネックがあります。
肩こりや頸の凝り、頭痛や眼精疲労、めまい、吐き気、時として顎関節症や側彎症の原因となる症状です。
最近はスマホ頚と呼ばれるようにもなりました。

というのも、スマホを持つ手は身体の前方の下方向にあるので、画面を見るために自然と頭は肩よりも前に出ます。
頭の重量は約8kgと言われているのそんなものをきちんとした姿勢で支えられないと様々なトラブルが生じる原因となるからです。

頸骨は8kgほどもある頭を支えるのに緩やかに前弯のカーブを描いています。
これが頭部の重量を支えきれなくなり、頸骨の前弯カーブが損なわれてストレートネックとなるのです。

頸椎が正常の位置なら頭部との血流はスムーズに行われるが、ストレートネックとなるとその流れは滞り、東洋医学でいう気血の巡りが悪くなります。
その結果、肩こりや頸のこり、冷え性、自律神経の乱れから来るイライラや不眠などが顕著に現れてしまうのです。
少し、スマホから目を離して姿勢にも気をつけるとスマホ頚の予防になるので意識してやってみましょう!

スマホ巻き肩

スマホ頚と対をなす症状といえるもスマホ巻き肩。
先ほどもスマホ頚の説明でスマホを見るのに自然と肩が頭より前に出ると書きました。
元々、巻き肩といえば猫背姿勢の特徴の一つなのですが、スマホ巻き肩は単純に背中が丸まる猫背姿勢と違い、肩甲骨の間にある菱形筋が広がり大胸筋の収縮が長時間のスマートフォンの使いすぎで拘縮こうしゅくを起こして肩が前に出てしまいます。
さらに上肢が内側にまわってしまうので、ひどい肩こりや頭痛、眼精疲労が症状として挙げられます。
また、姿勢が悪くて起こる症状でもあるので腰痛や歩行時のつまずきにも関係してきます。
長らく放置しておくと、頚椎症や筋委縮性の耳鳴り、膝・肘周辺の疼痛に外反母趾、五十肩、手の腱鞘炎といった症状も起こりえます。
女性の場合は、大胸筋の収縮から来るバストのへこんだ様な姿勢により貧乳になったり、形の変化もあるので注意が必要です。

岸和田まちの整体整骨院では姿勢分析を行い、的確な施術の元で姿勢矯正を行っています。上記の症状に該当するという方は是非一度お越しください!

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(参考文献:柔道整復学・理論編 改訂第5版)


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(2019年6月20日)

肩で一番多い症状とは?岸和田まちの整体整骨院の考察

肩こりが一番多い症状

整骨院に来る肩の症状で一番多いのはもちろん、肩こりです。
といっても肩こりは症状のことであり、病状ではありません。
原因があり、結果として肩こりになってしまうということです。

頸・肩・筋肉に原因がある場合

いくつかの検査によってはこの病状があるから、肩こりの症状が出るというものがあります。

頚椎症
頸椎の退行性病変の一種。
中高年の方に多くみられます。
頸椎椎間板の退行病変や増殖によって神経や血管を圧迫して頸部や肩周辺に一連の症状がでます。
また、むち打ち症などの外的障害でも起こることがあります。
頚や肩の痛み、手の痺れが主症状で病状が軽度の場合は肩こりだけのこともあります。

後縦靭帯骨化症
椎骨のある後縦靭帯が大きくなって神経を圧迫する病変。
頚椎症と同様に中高年に多く、症状も似ています。
病状が軽度なら肩こりの症状だけがでてくる場合もあります。

頸椎椎間板ヘルニア
頸椎の椎間板から髄核が飛び出して脊柱管内の神経が圧迫されて起こります。
神経性の疼痛や肩こり、痺れを引き起こします。

肩関節周囲炎(五十肩)
詳しくは過去のブログを参照

胸郭出口症候群
頸と肩の境目にある腕神経叢や鎖骨下動静脈が斜角筋、鎖骨、第1肋骨、鶏肋や異常索状物により圧迫されておこる病変の総称。
斜角筋症候群、肋鎖症候群、過外転症候群などがあります。
若いなで肩の女性に多いとされています。
上肢、とくに内側の痺れ、疼痛、脱力が主の症状。
明らかな神経症状を呈するものは筋委縮、筋力低下、感覚障害を生じます。

頸と肩とは無関係な原因による場合

狭心症
虚血性心疾患である狭心症でも肩こりの症状が出る場合があります。
冠動脈に狭窄が生じて、心臓の筋肉(心筋)に十分に血液が送れない(心筋虚血)ために一過性に胸骨後方に狭心痛が生じる病気です。
この場合は左肩にのみ放散痛があります。

高血圧症
診察室での血圧が140/90mmHg以上ある場合をいいます。
家庭血圧は診察室血圧より低いことが多いので135/85mmHgを基準とします。
症状として肩こり、頭痛、耳鳴り、しびれ感などの不定の愁訴を呈する場合もあるが、多くは無症状です。

他にも更年期障害や顎関節症、耳鼻科関連も病気でも肩こりが出ることがあります。

日々の日常での姿勢からくる場合

整骨院に来る肩こりで一番多い症例がこれではないでしょうか?
多くは仕事中の姿勢から来るもので、頚肩腕障害と呼ばれています。

頚肩腕障害
作業形態(作業方法・やり方)に関係した負荷が、上肢系(後頭部から手指まで)の筋骨格系組織に作用することで生じる、機能的または器質的障害をいいます。
(作業関連性運動器障害研究所の定義を参照)
多くは非特異的障害で、症状として上肢系の筋肉のこり・ダルさ・痛み、痺れが主症状です。
作業上の原因としては上肢を一定の位置に保持した状態で反復作業を続けることによる神経・筋肉の疲労、作業と休息の比率などの時間的要因、作業編成やストレスなど心理社会的要因、寒冷や照明の暗さなどの環境の要因も挙げられます。

冷え性
頚肩腕障害でも挙げた寒冷、つまり冷え性も肩こりの原因の一つです。
このじきですと気温が上昇してクーラーがつけっぱなし、なんてお宅や会社も多いと思います。
暑い屋外からキンキンに冷えた室内でクーラーの冷気にさらされていると、汗が急激に冷えて体温が下がってきます。
身体が冷えると、自律神経の交感神経が優位となり、筋肉や血管を収縮させて体温が下がらないように働きます。
自律神経は筋肉の収縮・弛緩や血管の収縮・拡張をコントロールする役割があるので、これが過剰に働く筋肉の緊張が続き、血行不良を引き起こします。
すると、血流の悪いことで疲労物質が溜まってしまい、筋肉の拘縮(こり)や疼痛を発生させてしまいます。

枕が高すぎる、または低すぎる
当院の患者さんにも多いのですが、自分の頭と頸にあった枕で頭と頸をキチンとサポートしないと肩こりの原因となります。
高すぎる枕の場合、顔(顎)が下向きになってしまい、頸が圧迫されてしまいます。
その結果、呼吸が浅くなり、呼吸筋である大胸筋をはじめとした肩や頸周りの筋肉が強張こわばってしまいます。
一晩中、肩と頸の筋肉が緊張を強いられると、もちろん、血流は悪くなり肩こりの原因にとなります。
いびきも出ますしね。
低すぎる枕の場合は、枕が頸にフィットしないので隙間ができてしまいます。
その状態では頸をサポートしていない事になるので、この場合も肩と頸の筋肉が強張ってしまい、一晩その体勢だと筋肉に緊張を強いて肩こりの原因になります。
また、頸椎にとって不自然な姿勢となってしまい(頸椎の自然な形は前弯です)、頸椎を痛めることにもなります。

様々な要因でなる肩こり。

岸和田まちの整体整骨院では柔道整復師、鍼灸師、リンパマッサージ師が一体となってあなたの症状を緩和していきます。

興味のある方は是非、お越しください!

岸和田まちの整体整骨院youtubeチャンネルで実際の施術の様子を見る事が出来ます。

(参考文献:整形外科学 改訂第4版、一般臨床学 改訂第3版、衛生学・公衆衛生学 改訂第6版、抜缶療法の臨床応用)


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(2019年6月13日)



 

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